新型PSP『PSP go』発売決定!SONYは全方位戦略で携帯ゲーム機市場を制することができるのか?
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| 携帯ゲーム機は今や業界の垣根を越えて激しい争いが展開される。 |
SONYの新型携帯ゲーム機PSP goが11月1日に発売されることが決定した。PSP goは同社の携帯ゲーム機PSPシリーズの最新機種であり、これまで使用していたUMDドライブを廃止して、ネットからソフトをダウンロードして利用するのが特徴だ。
UMDドライブの廃止により、小型化が更に進み、「50%小さくて40%軽い」(SCE平井一夫CEO)仕上がりとなった。
かつてPlaystationを擁して、ゲーム業界の雄として君臨したSONYも、ここ最近は任天堂のDSやWiiの躍進を許して失速。立て直しが急務となっていた。
任天堂など既存のライバル企業の激しい攻勢に加え、最近急速に力を伸ばしてきているのがiPhoneで新たなビジネスモデルを確立したアップルだ。アップルはApp Storeを通して、手軽に格安のゲームがダウンロードして楽しめる新たなビジネスモデルを構築。今やApp Storeに登録されているゲームやアプリケーションの数は現時点で3万5000を超え、ダウンロード数は実に10億を超えるという急成長を現在進行形で実現している。
アップルはこのiPhoneとApp Storeで多くの種類のゲームを手頃な価格で提供し、正にゲーム業界を飲み込む勢いだ。
ゲーム業界の雄であるSONYとしては、このアップルの快進撃を黙って見過ごすことができるはずもない。そこでiPhoneを迎撃するために投入された戦略製品がPSP goというわけだ。
価格もiPhoneを意識して、iPhoneよりも若干安い26,800円に設定されている。既存のPSPや任天堂DSよりも高くて売れるのかという心配もあるが、PSP goは恐らく対iPhoneのために開発された製品であり、もしそれが真実だとすると価格も妥当な水準と言える。
証拠としてSONYは既存のPSPについても販売を続け、あくまでもPSP goは兄弟機と位置付けている。
つまり、既存のPSPは任天堂DSに、そしてPSP goはiPhoneを睨んだ、全方位戦略ということになるのだ。
携帯型ばかりでなく、据え置き型でも新たな機能を発表したSONY.。果たしてゲーム業界の盟主奪還は成功するのか?次ページで検証する。