日本酒/おすすめの日本酒

清酒のシャンパン「MIZUBASHO PURE」登場

瓶内二次発酵はもちろんのこと、濁りがなくてアルコールも13度、気圧5という、シャンパンと同じスペック(製品仕様)の清酒の発泡酒が発売された。その名も「Mizubasho Pure」(永井酒造・群馬)だ。

友田 晶子

執筆者:友田 晶子

日本酒・焼酎ガイド

日本初! シャンパンと同じスペック(製品仕様)の、発泡日本酒が発売!

きりりと引き締まったブリュット(辛口)仕上げは和洋中なんでも合う。
日本初、シャンパンスペックの清酒発泡酒をご存知だろうか。

その名は、「Mizubasho Pure」(水芭蕉ピュア)
醸造元は、「水芭蕉」が主力銘柄である群馬県『永井酒造』

「クリアで濁りのない輝く液体。キメ細やかな泡が元気に立ち上る。リンゴや白桃、梨のようにフルーティーな香り。口に含めば、クリーミーな泡ともぎたて果実のような自然な甘味、しっかりとアルコール感も感じられる飲み応え。
後味はきりりと引き締まったドライな印象。あとを引く美味しさ・・・。まさにシャンパン・・・。」
これが、「Mizubasho Pure」をテイスティングした印象だ。

でも、今まで、発泡清酒はたくさんあったじゃない?
・・・と思われました?
はい、ありました。
さすが、日本酒・焼酎サイトをご覧頂いているだけあって、よくご存知。

はい、あったのだけれども、今までの発泡清酒は、「低アルコール」で、その物足りなさを補うために「補酸」したり、「甘口仕立て」にしていた。そのうえ、多かれ少なかれ「濁り」のあるものがほとんど。つまり濁り酒の延長だったのだ。

「出来る限りシャンパーニュに近づけたかった」とは永井酒造、専務取締役工場長、永井則吉氏。今までの発泡清酒とは一線を画す、完全にシャンパンスペックの発泡清酒造りに取り組んだ人だ。

「もちろん、日本酒の美味しさ、日本の風土や文化をも盛り込んだ発泡清酒にしたい」という思いで、現当主であり兄でもある4代目永井彰一氏とともに始めた清酒のシャンパン開発は、楽しさもありながら血のにじむような努力や苦労が満載だった。

永井酒造エントランス。遠くからも目立つ大きな杉玉(酒林)が造り酒屋の目印だ。

入り口前には、小さな祠が。

滾々と湧き出る水が祀られている。水はなめらかで清らか。飲み放題!


→次ページで「MIZUBASHO PURE」を買えるお店もご紹介!

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