そろそろ年の瀬。年末ともなると「はやく年越し蕎麦食ってゆっくりして~」という方も多いはず。蕎麦と言えばよく出る話題に「大阪(or関西)より東京(or関東)のほうが蕎麦屋が多い」というのがあります。もしこれが事実だとするならば蕎麦好きにとっては由々しき話。今年最後の記事は「蕎麦好き」人間の住みやすい街を探せ!ということで、軽いノリで締めくくります。
関東は蕎麦屋が多いのか?
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関西ではうどん屋に比べて蕎麦屋が少ない気がするが実際はどうなのか?関西では、両方食べられる店も多い |
まず、本当に蕎麦屋は関西に少ないのか?感覚的には東京と大阪では、圧倒的に東京のほうが蕎麦屋が多そうな感じがするのですが、はたして数字的にはどうなのかを考察してみました。
きっと専門団体などがあるのだろうと思いWEBを検索してみると、日本麺類業団体連合会が運営する「そばの散歩道」というサイトがありました。ここでヒントがあるかと思ったのですが蕎麦屋の件数などは分からず。というわけでいろいろと見た中、「食べログ」の「そば」ジャンルより東京vs大阪を見てみることにしました。
店舗数比較だとマーケットボリュームの多い東京のほうが多くて当然なので「店舗数÷蕎麦屋」で「蕎麦屋占有率」を見てみた結果、東京都は54,189件中2,119件で約3.9%。これに対して大阪は18,359件中373件で約2.0%。蕎麦屋占有率は東京のほうが倍近くあり、イメージ通りという結果になりました。
京都・滋賀・奈良は蕎麦屋が多い!
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| 蕎麦屋は古くからある街並みに似合う。都道府県別結果をみてさらに納得 |
では大阪以外の場所はどうでしょうか?こちらの結果は滋賀県が約3.7%(1,391件中52件)、京都府約3.6%(6,929件中246件)、兵庫県約2.8%(9,043件中249件)、奈良県約3.7%(1,517件中56件)。兵庫県は大阪府同様2%台ですが、それ以外は案外東京並みの高占有率。蕎麦好きは京都・滋賀・奈良に住もう!
……ではあまりに粗っぽいのでもう少しメッシュを細かくしてみましょう。
というわけで、「食べログ」の機能で都道府県レベルからもう少しエリア区分ができた(当然ですね)ので同府県で一番件数の多いエリアをピックアップしてみました。エリアのメッシュをかけると件数が少なくなり占有率にブレが出るので、やはり住んでしまえば「率よりも件数」でしょ?との思いで件数比較をいたしました。その結果、蕎麦屋の多かったエリアを都道府県別に紹介してまいります。
京都~祇園・清水寺・東山
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| 古い家屋で営まれる蕎麦屋。同じものでも風情ある店舗で食べるとおいしく感じるのは蕎麦にかぎらない |
京都で蕎麦屋の件数が多かったのは「祇園・清水寺・東山」エリア。住所でいえば京都市東山区から左京区にかけての場所。ちょっと「住みたい街」として見るには広いエリアといえます。
鉄道の駅でいえば、京阪本線「東福寺」駅(JR奈良線乗換可能)から「祇園四条」駅(阪急京都線「河原町」駅乗換可能)を経て終点「出町柳」駅まで。また「出町柳」駅で叡山電鉄叡山本線に乗り換え「修学院」駅辺りまでの南北に長いエリアとなります。
大阪勤務を考えた場合、京阪沿線であれば「淀屋橋」駅まで一本で移動可能で便利な立地。また、「河原町」駅周辺であれば阪急京都線を利用して「梅田」駅へも一本です。京阪を利用すればおよそ1時間。阪急線利用なら特急・通勤快速などで50分弱で通勤可能です。
少し余談ですが、この界隈の京阪電車の駅名は2008年10月、中之島線の開業に合わせて駅名が変わりました。「丸太町」駅は「神宮丸太町」駅、「四条」駅は「祇園四条」駅、「五条」駅は「清水五条」駅へ改称。「四条といってもどのあたり??」といった疑問も少しは解消されそうです。ちなみに「清水の舞台から飛び降りる」の清水寺へは「清水五条」駅が便利。清水寺は京都への観光客が最も訪れる場所のひとつでもあります。
続いて次ページでは、京都のお隣、滋賀県を見てみましょう。
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