9月の確認件数は前年同月比マイナス27.5%
国交省の発表によると、9月の建築確認件数は、前年同月比で27.5%の減少となり、どうやら8月の24.5%減よりも悪化しているようです。
7月以降の確認件数の推移(前年同月比)を見ると、大幅なマイナスとなる状況が続いており、6月の9.7%減が7月には39.4%減になり、8月は24.5%減と改善に向かいましたが、9月にまた悪化しています。
件数ベースで見ると、9月は4万2414件であり、官民の内訳は、特定行政庁による確認が1万2813件(前年同月比32.3%減)、指定確認検査機関によるものが2万9601件(同25.3%減)となりました。
なお、今回の改正から義務付けられた構造計算適合性判定の状況については、以下のように推移しています。(いずれも10月26日現在)
申請件数 合格件数
6月 1件 0件
7月 66件 1件
8月 390件 51件
9月 830件 212件
10月 1485件 704件
月を追うごとに、件数は増えてきておりますが、合格件数の伸びが、申請件数にはまだ追いついていない状況といえます。今後の更なる運用改善が期待されます。
さて、次にユニークな報道がありましたので、これもあわせてお伝えします。
確認申請の混雑状況をウェブサイトで公開
静岡県は11月2日から、県内の特定行政庁と県が指定した確認検査機関の各混雑状況を、建築確認申請者向けにウェブサイトで公開しているそうです。
国土交通省によると、「ほかの都道府県では聞いたことがない試み」(建築指導課)だそうです。
混雑状況の表し方は「通常」「少し混んでいる」「混んでいる」の3段階で、行政庁や確認検査機関が報告してきた状況を公開し、申請先を選ぶ際の参考にしてもらいたい、という趣旨です。
なお、混雑の判断は各機関の主観的なもので、特に基準は設けておりませんが、混雑状況は1週間に1回をめどに更新するそうです。
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| 混雑状況を公開しています。 |
県によると、このサービスを企画したのは、10月に静岡県商工会議所連合会から改正建築基準法の施行に伴う建築確認の停滞への対策を要請されたのがきっかけで、県建築確認検査室の担当者は、「今後は、県内に支店を置く国土交通大臣指定の確認検査機関にも混雑状況の情報を提供するよう依頼していく」と話しています。
今、まさに確認申請を提出しようとしている人には、とても安心できるサービスだと思いますので、他の自治体でもこの流れを受け継いでほしいですね。