和室が納戸になっている?成功のポイントは収納の作り方
〈和室リフォーム+リビング〉
和室には婚礼ダンスなど家具が置いてあることが多く、部屋の面積の割りにモノが多い部屋です。和室をリフォームしたいけれど、家具は捨てられない、またそれらの家具のテイストがリビングと合わない、思い切って家具を処分したいけれどそうなると収納が足りないといったようなことになりがちです。お勧めは部屋の一部を使って大型の壁面収納を作ることです。タンスがあるならその壁面収納の中にタンスごと収納してしまえば、インテリアに合わないといった悩みも無くなります。
和室リフォームでは、4.5畳では狭いので6畳欲しいと、畳数にこだわる方も多いのですが、その表示がくせものです。高さや奥行き、色の違う家具が並べば、いくら6畳あっても雑多で狭苦しい部屋になってしまいます。
上の写真は4.5畳の和室の様子です。モノが無ければこれだけ広々としています。6畳あるなら壁面に1.5畳分の壁面収納を作るリフォームをして、あえて部屋を4.5畳にすることで、このようにスッキリとした空間を作ることができます。
和室はモノが多い部屋だけに、タンスをどうするか、置いてあるモノをどこに収納するかなど、収納計画をシッカリ立てることが、リフォーム成功のポイントです。上手に計画しておしゃれなリビング+和室のインテリアを楽しみましょう。
さて、和室をイメージチェンジさせる畳のリフォームは、お手入れやメンテナンスの時期に一緒にやれば効率よくできます。畳の表替えの方法や、お手入れの時期については下記で詳しくご紹介していますので、あわせてご覧下さい。 平凡な和室を和モダンに変身させる、手軽なリフォーム例は下記でご紹介しています。
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