■更新料は必ず払わなければならないの?更新料の性格は、いわば「礼金」に似ているのかもしれません。いつのまにか、それが慣習となって定着しているお金なのです。ですから、「更新料って法律で決まっているお金じゃないんだから、払わなくてもいいでしょ!」と言うこともできるのでしょうか?
もし、そう思ったのなら賃貸契約書を見てください。最初に交わした契約書に
「本契約を更新する場合は、更新料が必要」という旨の文言が書いてあれば、それは払わなければならないお金となります。逆に更新料についてなにも書いてなければ、支払い義務はないというのが一般論です。
「絶対に更新料を払うのはイヤだ!」という方には、そもそも更新料を払わなくてもいい物件もありますから、そちらの物件を探してみてはいかがでしょうか。
■更新料がいらない物件とは?では、どんな物件なら更新料がいらないのでしょうか?
まず、
都市公団の物件。これは、礼金も不要、更新料も不要です。
また、よく賃貸住宅に「
住宅金融公庫融資物件」と書いてあるものがありますが、こちらも礼金・更新料は必要なし。ただし、住宅金融公庫融資物件は、広めのファミリータイプが多く、ワンルームタイプはあまりないので、一人暮らしを希望する方には残念ですが・・・。
また、更新料がなしといっても、更新の際の事務手数料がかかる場合はあるようです。
■契約期間を1日でも過ぎたら更新料は発生する?例えば、2002年2月15日に2年間契約である賃貸に住み始めたとしましょう。2004年の2月14日でその部屋の契約は終わります。でも、突然転勤が決まり、2月28日に退去することになった場合、2月15日から2月28日までの
2週間分のために、更新手続きが必要になります。
ということは、たった2週間でも、いえ、
たった1日でも契約期間を超える限りは、更新の手続きが必要であり、更新料が(場合によっては更新事務手数料も)必要になるのです。家賃は日割りになっても、更新料は日割りにはならないというのが原則。
ただ大家さんや管理会社によっては、ケースバイケースで対応してくれることがありますので、こういう場合は相談してみるといいでしょう。
■更新料は地域によって違う?更新の慣習は地域によって異なります。
これまでにお話してきた更新の話は、関東圏や東海圏の慣習。一般的に関西圏では更新料の慣習はありません。(但し京都では更新料が1~2ヶ月かかるのが一般的なようです)
・・・最初に部屋を探すときには、礼金や敷金、家賃、管理費などのチェックはしますが、更新料のことまではなかなか頭にありません。しかも、住み始めて2年も経ったころにいきなり「家賃の1ヵ月分もの更新料が必要」なんて通知がくると、驚いてしまいますよね。そんなとき、「お金がな~い!!」なんてことにならないよう、契約書を必ず確認しておきましょう。また「更新料は必ずかかるとは限らない」ということを理解しておきましょう。
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