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海外部屋探し(7) LAでの部屋探し事情

アメリカ合衆国の西海岸の代表ともいえるカリフォルニア州の最大都市・ロスアンゼルス。1年を通して気候が穏やかで明るいイメージのあるこの都市に住むことになったら?ロスアンゼルスの賃貸事情に迫りました!

加藤 哲哉

執筆者:加藤 哲哉

賃貸・部屋探しガイド

ヤシの木
青い空が似合うカリフォルニア。レジャースポットには事欠かないけど、生活するとなると・・・?

温暖な気候のせいか、開放感があり自由なイメージのあるロスアンゼルス。ハリウッド、ビバリーヒルズ、テーマパーク、メジャーリーグやNBAのスポーツ観戦などなど、子供から大人まで遊ぶことには事欠かない街は、魅力がいっぱいで毎年多くの日本人観光客が訪れています。
そんな街に突然海外赴任することになったら・・・?楽しいイメージから一転して「治安はどうか」「住むところはどんなところか」「言葉の壁はどう乗り越える?」「子供たちを連れて行っても大丈夫か・・・」などと心配ばかり募らせてしまうのではないでしょうか。

今回は、ロスアンゼルスに住むための「賃貸事情」を探ってみました!

(ニューヨークの賃貸事情も調査済み!こちらも読んでくださいね!)

ロスアンゼルス(L.A)ってどんな街?


エンターテイメント、アミューズメント、スポーツなど観るものがたくさんあり、旅行するにはとってもいい街なのですが、1992年に人種暴動が起きてから、「L.Aは危ない街だ!」というイメージが定着しています。
確かに、L.Aはアメリカでも1、2を争うほど治安が悪いと言われています。その一方で、著名人が住み、映画にも登場するビバリー・ヒルズのような超高級エリアは治安がいい。本当に道1本異なるだけで、そのエリアの顔が全く違うのです。

危険な目に逢えば、せっかくのL.A生活が一転して嫌なものになってしまいます。そうならないためにもL.Aに住むにはなにをおいても「治安」を第一に考えることをオススメします。そのためには、「安全をお金で買う街」であることを忘れずに。

どんな住まいが借りられる?


L.Aで暮らすには、家族構成や予算によってどんな住まいを借りるのかが異なってきます。
日本でいうところの「マンションやアパート」に相当するものは「アパートメント」と呼ばれ、数世帯程度の小さなものから何百世帯もの大型物件までさまざま。大型物件には、プールやジムなどが付いていたり、ドアマンがいるなどハイグレードなものもあります。
冷蔵庫や洗濯機、ベッド、家具などが付いた「家具付(furnished)」タイプは少なく、「家具なし(unfurnished)」のほうが主流(全体の8割程度)。

そのほか、「タウンハウス」と呼ばれる連棟式の一戸建てや、普通の一戸建ても貸しだされることがあります。広い庭や駐車場があって、友人を招いてホームパーティをすることも可能!ただし、こういったものは家賃も高め。

また、単身で海外赴任や留学する場合には、「シェア」(=ひとつのアパートメントを何人かで家賃を出し合って借りること)や、「ホームステイ」(=一般の家庭の一室を借りて、その家族の一員となって暮らすこと)という住まい方もあり。家賃はアパートメントを借りるよりぐっと安くなりますが、シェアメイトやホストファミリーと気が合わなくてトラブルが起きることも少なくありません。シェアメイト選びや付保すとファミリー選びが慎重になってきます。

>>>住まいはどうやって探したらいい?
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