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デザイナーズ「長屋」が流行している!?

友人の建築家から「おしゃれな長屋をつくったから見にきませんか?」と誘いを受けました。「長屋」という響きに興味津々。さっそくみせてもらいました。

加藤 哲哉

執筆者:加藤 哲哉

賃貸・部屋探しガイド

「長屋」という響きはどこかなつかしい気がする。でも、そもそも長屋って何だろう?江戸時代あたりの下町にあった、風呂もないような集合住宅が思い浮かぶけど、アパートじゃないの?・・・と、とにかく興味津々で完成間近の長屋を見せてもらうことにしました。

登場した「長屋」はこれ!


最寄駅「大江戸線新江古田」で今回の長屋を設計した金子氏を待ち合わせ。駅から閑静な住宅街を歩いて約10分。私が予想していた長屋とは異質のカッコいいマンションが姿を現しました。
外観
長屋といっても、さすがに江戸時代の趣はありません(笑)。おしゃれなアパートというのがぴったりかも
玄関
玄関ドアを開けたらすぐに外。共用ホールはもちろんありません


加藤:「これが長屋なの?」

金子さん:「建築基準法ではこれが長屋なんですよ。」

加藤:「???」

金子さん:「この建物は共有部がないでしょ。例えば共用のエントランスホールとか、バルコニーとか廊下とか。」

加藤:「たしかにいきなり各住戸の玄関がありますね。」

金子さん:「この形態を建築基準法では長屋といって、マンションに比べて建築要件がゆるくなります。そのため居住空間をより有効に使えるので最近はこの長屋形式で建築するケースが増えてきています。」

加藤:「トイレとか風呂は、全戸につけていいんですか?」

金子さん:「もちろん、OKです。この建物も全住戸におしゃれなバス・トイレがついています。部屋を見ますか?」

加藤:「ぜひ、お願いします!」

>>>さて、その室内は・・・?
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