部屋探し・家賃/部屋探しの流れ

どんな部屋に住みたいか希望条件を整理する(2ページ目)

部屋選びをするとき、あらかじめ決めておきたいのは「希望条件の優先順位」。あれもこれも満たす部屋を探すのはハッキリいって不可能。だったら、何を優先するのかを決めておくことが大切です。

加藤 哲哉

執筆者:加藤 哲哉

賃貸・部屋探しガイド

希望条件を書き出してみる


まず、自分が希望する部屋の条件を書き出してみましょう。そのとき「これだけは譲れない」項目か、「あれば望ましい」項目なのかを決めて分類しておくと後から楽になります。

条件を書き出したら、それぞれの優先順位を決めましょう。

たとえば・・・
これだけは譲れないものあれば望ましいもの
1位 エアコン
2位 二階以上
3位 バス・トイレ別
4位 部屋の広さ(間取り)
5位 ネット環境
オートロック
駅から徒歩10分以内
フローリング
2口以上のガスコンロ



実際の部屋探しでは、希望条件をすべて満たす部屋を予算内で見つけることはほぼ不可能です。しかも、部屋探しをすればするほど、条件のいい部屋のほうが気になってくるもの。そこで、「予算は○万円までと決めているから!」と、固い意志を貫ければいいのですが、ついつい「ちょっと食費を抑えれば、こっちの部屋に住めるかな」などと気持ちが緩んでしまい、家賃額を上げてしまうと実際に生活し始めてからつらい思いをするかもしれません。

景気のいい時代なら、それでもよかったのですが、今は収入が必ず増えていくとは限らない時代ですから、毎日の生活を考えると無理せず払える家賃額をオーバーしないようにするのが賢明です。
そうなると、希望条件をすべて満たす部屋ではなく、ある程度の優先順位を付けて、上からいくつ項目を満たしているかによって判断していくのが賢明です。

>>>不動産会社での交渉術のポイントは?
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