自分の身の丈で実現した理想の暮らし
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| 住み手の暮らしに合わせたオリジナルな壁面収納。飼い猫の遊具としても活用 |
さて、めでたく物件購入が済んだYさん。
「平凡なマンションがシアターに変身!」のHさん同様に、自分のライフスタイルや個性を活かしたデザインを設計者と練り上げます。
部屋の主役は同居予定の猫のスケールで考えた収納。大事な持ち物に合わせた「見せる」壁面収納は、同時に猫の遊び場もかねています。暗かった台所はリビングに移動。残された空間は、既存のガラスブロックや窓を利用し、白を基調とした明るいバスルームに。このように、水回りを大胆に移動させたことで、40平米というコンパクトなスペースを有効に活用できました。
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| (左)古い味わいを際立たせる内部空間 (右)断然明るくなった水回り |
完成したお部屋からは湘南が一望でき、まるで別荘のようなOFFを満喫。そんな暮らしを「楽しく・カッコよく・合理的に」手に入れた彼女。しかも費用は物件購入+リノベーションで1,400万円ほど。仮に10年住み、後に格安で売却したとしても、普通の賃貸マンションに住むのと同様の費用で理想の家が満喫できてしまいます。「家」に関係する様々な要素を編集できるリノベーション。彼女はそのメリットを上手に活かすことができた賢者といえるでしょう。
「世の中の志向」を逆手に利用
一般的に中古マンション+リノベーションという手法は都心居住者ほどメリットが大きいといえます。例えば東京の場合、土地の取得が困難、または住みたい場所が高級な新築開発に偏るなかで、中古マンションであれば価格・仕様ともに選択肢が豊富だからです。
世の中一般では価格を下げることとなる要因が、必ずしも皆にとってそうとは限りません。例えばエレベーターが無ければ価格は下がりますが、低層の部屋ならば苦にならない方もいるでしょう。Yさんの場合は、そんな「世の中の志向」を逆手に利用できたことにより、都心でなくても合理的に理想の住まいをつくることができた良例ではないかと思います。
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