禁煙補助薬・禁煙パッチ・禁煙外来

更新日:2006年06月28日

禁煙補助薬2 禁煙パッチ「ニコチネル」

禁煙補助薬には、ガムだけではなく貼るタイプもあります。ニコチネルは平成18年6月1日から保険診療で使えるようになりました。禁煙外来受診前に予習としてご覧ください。

ニコチンの貼り薬は、どうすれば手に入るのですか

禁煙パッチなら、ガムが噛めない仕事中でも使用できる。
Q:普段からあまりガムを食べませんし、仕事中に1時間もガムを食べられる雰囲気でもありません。貼るニコチンの薬があると聞いたのですが、どのようなものなのでしょうか?

A:はい。お答えします。貼るタイプのニコチンの薬は、ニコチネルといいます(正式商品名はニコチネルTTS)。確かに、ガムですと薬局で手に入りやすいですが職場によっては服用が難しいかもしれませんね。

でも、ガムと違ってこのニコチネルは、医療機関にかかって医師の指導の下、使用する必要があります。


禁煙パッチ「ニコチネル」について

ニコチネルは、禁煙パッチという製剤で、日本で発売されている商品名で、ニコチンが含まれている貼り薬です。ノバルティスファーマ株式会社が販売しています。
このパッチ(シート)は、ニコチンを含ませた層と、ニコチンが徐々に皮膚から吸収され、皮膚の刺激を抑えるという層からできています。そのため、貼るとニコチネルに含まれているニコチンが皮膚から吸収されます。

色は肌色で、大きさは含まれているニコチンの量によって3タイプあります。
 1.ニコチネルTTS30 直径62mm 含有ニコチン量52.5mg
 2.ニコチネルTTS20 直径51mm 含有ニコチン量35mg
 3.ニコチネルTTS10 直径36mm 含有ニコチン量17.5mg


ニコチネルの禁煙方法

まず、受診の際に医師と現在の喫煙状況や、禁煙の方法について説明を受けます。そして禁煙の目標や禁煙日を決めるなど具体的な方針を立てます。
※残念ながらニコチネルを使いながら喫煙できませんので、使うタイミングに禁煙日を合わせる必要があります。

禁煙開始から4週間目ぐらいまでは、1のニコチネルTTS30を、4週から6週までは2のニコチネルTTS20、6週から8週目まではニコチネルTTS10を毎日1枚ずつ使います。

8週目には、ニコチネルの使用は終了となります。そこで、禁煙効果の確認や、自分にあった禁煙継続のコツなどを医師や看護師、薬剤師等と話して、ニコチネルなしで禁煙をしていくことになります。

※喫煙状況や、医療機関によって内容が異なることがあります。医師の指示に従ってください。


いくらぐらいかかるの?

これまでニコチネルは保険が認められておらず、約25,000円~30,000円程度かかっていました。しかし、平成18年6月1日よりニコチネルが保険適用になりましたので、3割負担で約6,000円程度になります。
※検査などを受ける場合は、この限りではありません。

また、このニコチネルを「保険診療」として処方する医療機関は、施設・設備上の基準を満たす必要があります。そのため、この基準を満たしていない医療機関では、自費診療となるようです。

保険診療で受診できる医療機関を検索するか、受診前に電話で保険診療を行っているかどうか確認したほうが確実です。
全国禁煙クリニック一覧>「いい禁煙」サポートサイト>ノバルティスファーマ株式会社


>>次のページでは、ニコチネルの使い方と注意点についてご紹介します!>>
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この記事の担当ガイド

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三上 彰貴子

外資系製薬株式会社勤務後、慶應義塾大学にてMBA取得。薬剤師の資格を活かし、薬に関する情報をお伝えし…

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