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新しい禁煙補助薬 チャンピックス錠

禁煙補助薬「チャンピックス錠」が、ニコチンを含まない新しい禁煙の薬として注目されています。ここでは、効果や副作用などについてご紹介します。

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本記事はチャンピックス発売前の2008年3月26日に掲載しております。次ページに追加情報として、おおよその診療費を掲載しました。
また、副作用に関してニュースが出ましたが、危険な作業をする人や、うつ症状のお薬を飲んでいる人は、受診の際に必ず医師に伝えてください。(2008年6月14日)

新しい禁煙の薬について

禁煙
禁煙の薬も医師の指導のもと正しく使ってください
Q:禁煙を何度も試しましたが、なかなか止められません。子供が生まれるので今度こそはと思い、病院に行こうか考えております。先日ニュースで新しい禁煙の薬が出るようですが、どのような薬でしょうか。


A:はい。お答えします。それは、ファイザー株式会社の飲む禁煙の薬(経口禁煙補助薬)チャンピックス錠(一般名:バレニクリン酒石酸塩)のことですね。2008年3月末現在、チャンピックス錠は日本未発売ですので、ファイザー社の情報やプレスリリースからご紹介します。

注意)2008年3月末現在、チャンピックス錠は日本未発売です。既に発売されている禁煙に関する薬剤は、以前の記事でご紹介していますのでご覧ください。
 ・禁煙補助薬1 ニコチンのガム
 ・禁煙補助薬2 禁煙パッチ「ニコチネル」

チャンピックス錠について

禁煙補助薬として発売されている貼るタイプの薬(禁煙パッチ「ニコチネル」)や、ニコチンのガム(「ニコレット」)は、ニコチンを含んでおり、禁煙でニコチンの離脱症状が生じるのを和らげて禁煙を助けます。一方、チャンピックス錠には、ニコチンはまったく含まれておらず、これまでの禁煙補助薬とは異なります。

チャンピックス錠は、タバコを吸いたいという気持ちを抑えたり、禁煙によるニコチンの離脱症状を軽減します。また、チャンピックス錠を服用中に喫煙すると、タバコから得られる満足感が抑制されます。

その作用を詳しくご紹介すると、喫煙行動は、脳内のα4β2ニコチン受容体が関係し、ここにニコチンが少なくなると、ニコチンが欲しくなりタバコを吸いたくなります。

チャンピックス錠はこの脳内にあるα4β2ニコチン受容体にニコチンの代わりにくっつき(作動薬としてはたらき)タバコの離脱症状を軽減します。
また、服用中、タバコを吸ってニコチンを体内に入れた場合、チャンピックス錠はα4β2ニコチン受容体にくっつき(拮抗薬として働き)ニコチンがくっつかないようにして、タバコを吸ってもあまり満足感が得られなくなります。
(このように、この薬は、α4β2ニコチン受容体の作動薬であり拮抗薬でもあります。)

>>次のページでは、チャンピックス錠の注意点などについてご紹介します。>>

更新日:2008年03月26日

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