ガイドが選ぶ花粉症予防グッズ BEST5

早い場合、1月下旬から飛散するスギ花粉！ 国民の10人に1～2人はスギ花粉症と言われています。今回も昨年に続き、週刊アスキー連動企画として、花粉症の症状を和らげるグッズをベスト5形式で発表します。

予防グッズの選び方は？

まず始めに、予防グッズの選定法について簡単にご説明します。

花粉症の症状を抑えるには、アレルゲン（この場合はスギ花粉）を減らすこと、スギ花粉が体に入るのを防ぐこと、症状を和らげることの3ポイントが重要です。

身近で花粉を減らすには、空気清浄機、掃除機、北海道や沖縄などのスギの少ない地域への旅行などがあります。花粉の侵入を防ぐには、眼鏡、マスクは有名です。自分で症状を抑える方法としては、茶や乳酸菌飲料を活用する方法などがあります。

今回は、それぞれの方法から1点ずつ挙げ、安全性・機能性・価格の3つの選考基準で検討しました。ではさっそく、5位から見てみましょう！

第5位　サプリメント
カルピス　インターバランスL-92/アレルケア

インターバランスL-92/アレルケア　 購入はこちら（Amazon）

糖を分解して乳酸を作って、自分のエネルギーにしている細菌が、「乳酸菌」です。乳酸菌にはビフィズス菌やラクトバチルス菌など、いろんな種類あり、特に、乳酸菌「ラクトバチルス・アシドフィルスL-92株」が、花粉症の症状予防に効果がある可能性が報告されています。

スギ花粉症では、「ラクトバチルス・アシドフィルスL-92株」で鼻と目のかゆみを抑えられたと報告されています。

実際の結果は
（参考：花粉症のあの「むずむず」を食品で予防!?　注目の乳酸菌「L-92株」のはたらきとは…）で確認できます。

1日あたり2粒を目安に飲みます。
効果には個人差はありますので要注意です。

効果　　　★★
安全性　　★★★
機能性　　★★
手軽性　　★★★
価格　　　★★★

60粒入り2個セット　希望小売価格：4,200円（税込）

乳酸菌がアレルギーを抑える!?

第4位　掃除機　
サンヨー　空間清浄　airsis(エアシス) 　SC-XD1000

airsis(エアシス)SC-XD1000 色は三色です。 パールブルーなら購入はこちら（Amazon） プレミアムホワイトなら購入はこちら（Amazon） パールピンクなら購入はこちら（Amazon）

airsisはサイクロン式のクリーナーです。

airsis(エアシス)は空気や空間を重視したクリーナーと言えるかもしれません。クリーナーの排気で床面にある花粉が舞い上がりますので、舞い上がったものは落ちてくるまで掃除できません。そこで、花粉の舞い上げを抑えるために排気を抑えた方がよいということです。airsis(エアシス)は、ゆるやかな排気風速ですから、花粉を排気で拡げないためにも有効です。排気がゆるやかですから、窓を閉めて掃除ができます。さらに、窓を閉めていると、花粉の侵入も防げます。

細かな微粒子（0.3μm）をクリーナー内でほぼ100％キャッチしてくれますので、空気清浄機能として、掃除の後に、本体からホースを抜いた状態で約10分間の自動運転を行うと、空気中に残った花粉などの微粒子を吸い込みます。

吸込仕事率500Wと十分な吸引力ですので、部屋の中の花粉を掃除できます。

効果　　　★★★
安全性　　★★★
機能性　　★★★
手軽性　　★★
価格　　　★★　　　希望小売価格：131,250円 （税込）

 

第3位　空気清浄機　
ダイキン　除加湿清浄機　クリアフォース　MCZ65J-W

クリアフォース　MCZ65J-W　 購入はこちら（Amazon）

1台に加湿・除湿・脱臭・集塵の４つの本格機能が搭載しています。冬の乾燥にも梅雨の多湿にも使えますね。

花粉シーズンは特に、集塵・除湿機能が活躍し、集塵では、静音で、ダニ、カビ、花粉などのアレルゲンを電気集塵によって捕集してくれます。

さらにストリーマ放電を搭載しているのでダニ、カビ、花粉などのアレルゲンや 有害化学物質まで強力分解・除去してくれて、花粉の季節にはストリーマ放電で2重構造になっている花粉を芯まで強力分解してくれるそうです。

花粉が床に落ちて取りにくくなる前にキャッチする「花粉モード」もおすすめです。また除湿機能では、花粉時期の洗濯物の部屋干しもサポートしてくれます。除湿と空気清浄機能で菌の繁殖を抑えながら清潔乾燥できます。

性能
加湿：最大加湿量　650ml/時間
除湿：最大で6.3L/日
清浄時間：8畳の場合　11分
適応床面積：25畳

効果　　　★★★
安全性　　★★★
機能性　　★★★
手軽性　　★★★
価格　　　★★　　　オープン価格（実売価格　70,000円前後）
　

第2位　　眼鏡
山本光学　YK-7 クリアスモーク　度付き対応アシストグラス

YK-7 クリアスモーク　度付き対応アシストグラス　 購入はこちら（Amazon）

一般向けのゴーグルだけでなく、工場などの産業用ゴーグルや眼鏡を製作している山本光学が出している花粉症対策の眼鏡です。

「花粉」「紫外線」「ドライアイ」などの日常生活における様々なダメージから、しっかりと「眼」を護るアシストグラスです。

ファッションサングラスのフレームデザインを取り入れたため、男性、女性でも違和感がありません。

デザインもスマートで、着けた時に顔のカーブにあっていて、肌にぴったりとついている感じです。そのため、花粉の侵入を防ぐことができます。

花粉症のシーズンでは長時間掛けていることが多いので、軽量で長時間掛けていても大丈夫です。仕事中でも通勤中でもOKです。

付属のレンズは紫外線を99.9％カットします。

視力の悪い人にもレンズが対応できますので、この時期の普段の眼鏡としても使用できます。実際に使ってみても、顔にあっていて疲れない付け心地でした。

効果　　　★★★
安全性　　★★★
機能性　　★★★
手軽性　　★★★
価格　　　★★★　　　希望小売価格：? 5,775（税込）

第1位　定番！マスク　でも…
日東薬品工業株式会社　塗るマスク　ネイザルガード

ネイザルガード　 購入はこちら（Amazon）

定番マスクと違って、鼻の周り（外）に塗るだけで、花粉やほこりなどが鼻腔内への侵入を防いでくれます。まさに「塗るマスク」。原理は、鼻の周りに塗ることで、プラスの静電界ができ、帯電した花粉が鼻腔内に流入するのを防ぐ。電気的反発・吸引の応用です。

顔を隠すこともなく、ジェルは携帯できますし、簡単です。

鼻の周りに塗るだけですから、医薬品のような副作用もありません。アメリカではFDA(日本での厚生労働省)が医療機器として認可しています。

1日3回～4回塗布　化粧の上からでも大丈夫。1本3gで約1か月分です。一度、試してもいいかもしれませんね。

効果　　　★★★
安全性　　★★★
機能性　　★★★
手軽性　　★★★
価格　　　★★★　　　希望小売価格：1本3g　 1,680円（税込）
　
価格、手軽さと機能をみて、場所や時間に合わせて、選定すると、マスク関連が一番の花粉症予防グッズかもしれません。

今年は、スギ花粉が去年より多い地域が多いと予想されています。3月まではまだまだ花粉が飛んでいます。毎日を快適に過ごすためにも、ぜひ、続けやすい花粉症予防対策をしてください。


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