湿疹・皮膚炎/じんましんの基礎知識と対処

じんましんは、なぜなるの?どう対処する?

突然、おきる「じんましん」かゆくて困りますよね?正しい対処法を知っておくと、慌てなくてすみます。今回は、その対処法にあわせて、じんましんがおきる仕組みや原因についてもご紹介いたします。

提供:田辺三菱製薬

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じんましんになってしまったら


かゆい部分を冷たいタオルなどで冷やすと楽になります
じんましんになった時は、できるだけ静かに過ごし、じんましんのできているところを冷たいタオルなどで冷やしたり(寒冷じんましんの場合は避けます)、摩擦や圧迫、振動などの刺激を与えないようにしたりしましょう。血行がよくなると、じんましんが悪化しやすくなります。

また、何より、じんましんになった原因を見つけて、それを取り除くことが大切です。しかし、実際には原因を特定できないことの方が多いので、その場合は、いま起きている症状を改善することが第一ですから、薬物療法を行います。

治療の中心となるのは、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬などの内服薬です。薬を飲むと大部分の人は数日で症状が治まりますが、担当医の指示がある間は飲み続け、徐々に減らしていくことが大切です。

軽いじんましんであれば、かゆみ止め(抗ヒスタミン薬など)で様子をみてよいと思いますが、激しいかゆみがあって我慢できないなど症状が強い場合には、抗炎症作用があり、かゆみをやわらげる作用も強いステロイド外用剤がよいでしょう。というのは、かゆみを早く抑えることで、心理的なストレスもやわらぎますし、掻き壊してしまうのを避けることができます。そして、実際に掻き壊して化膿してしまった場合には、抗生物質が配合されたステロイド外用剤を選ぶとよいでしょう。最近では、このような薬は、市販もされておりますので、急な症状をしのぐのに役立ちます。

ステロイド外用剤を使用するときは、1週間以上使わない、決められた使用範囲を超えて塗らないというルールを守ることが大切です
(「正しく使えばステロイド外用剤は怖くない!」参照)

ステロイド外用剤を用いて3~4日たっても発疹が消えないときは、じんましんでないかもしれません。また他の病気を併発していたりすることも多いので、医師に相談することをお勧めします。

じんましんは予防できるの?


じんましんの原因が分かっている場合は、それを遠ざけることが一番の予防です。原因が分からないものも多いじんましんですが、できるだけ原因をつきとめるには、じんましんがあらわれるまでの1時間に、何を食べたか、何か薬を飲んだか、どんなことがあったか、よく思い出すことが大切です。思い当たることがあれば、血液検査などで原因を確かめることもできます。

過労やストレス、睡眠不足は、じんましんを起こしやすくする誘因となります。日頃から規則正しい生活を心がけ、バランスのよい食事を取ることもじんましんの予防では大切です。また、血行をよくするお酒や激しい運動、湯船に入ることなどは控えめにし、皮膚を摩擦や圧迫、振動などで刺激しないようにするなど、じんましんの原因になるものは、できるだけ避けましょう。

じんましんの多くは短時間で跡形もなく消えますが、とくに原因のはっきりしないものでは繰り返し生じることもあります。でも、正しい対処法を知っていれば、慌てなくてすみ、つらいかゆみをやわらげて掻き壊しなどを防ぐことができます。


【症状がひどくなった時の対処法】
「じんましん」ひどくなったときの対処法

【関連リンク】
症状レベル別ステロイド外用剤の使い方
ステロイド外用剤は家庭の常備薬!
ステロイド外用剤にはどんな種類があるの?
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※上記の内容は、執筆者または編集部が特定のサービス・商品などを保証するものではございません。

更新日:2012年04月20日

(公開日:2009年06月29日)

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