カイロプラクティック理学士・日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員。現在は、横浜市に治療室を開院…
ぎっくり腰の原因・しくみ
更新日:2009年11月17日
ふとした瞬間に腰にギクッと走る強い痛み! 多くの方が経験する「ぎっくり腰」の原因と症状についてご説明しましょう。
不意に突然腰に激痛が走り動けなくなるのがぎっくり腰です
謎の多い急性腰痛症・「ぎっくり腰」。その呼び名の通り、腰にギクッと瞬間的な痛みが走り、そのまま腰痛になることが多いです。患者さんの中には「ビッと電気が走るような痛みだった」と表現する人もいます。
中には、子供を抱っこした後に感じた腰の違和感が、一晩で動けないほどの腰痛に発展したというケースもあります。
いずれにしても慢性腰痛とは異なり、瞬間的、または一日程度の短期間で非常に強い腰痛になるのが特徴。通勤できないほど痛みがひどくても、腰痛では休みづらい……という悩みも、人によっては抱えてしまうようです。
ぎっくり腰は非常に重たいものを持ったときなど、腰部を酷使したときに起こる病気ではありません。ちょっとした動作がきっかけで起こることが多いのです。
上記のような動作でぎっくり腰になる場合、もともと腰部を支える機能が低下していることがほとんど。何らかの刺激で腰部を支える筋肉、関節、椎間板などを痛めてしまいます。腰部を支える機能を損ねる原因としては、以下のものが考えられます。
■ 生活習慣による影響
筋肉ムキムキで強そうにみえてもぎっくり腰になる人もいます
くしゃみが腰に響いて痛む場合があります
体を支え、姿勢を変え、歩く、といった通常は意識せずにできる日常動作が困難になり、腰の存在や重要性をひしひし感じることになります。
痛みを感じる部位は人それぞれ。背骨に近い部分、背骨を挟んだ左右どちらかの筋肉、骨盤付近など、痛みが起きる部分は異なります。
ぎっくり腰と一言でいっても、腰部は関節、靭帯、椎間板などの異なったパーツで構成されており、痛めている部位によって痛みの箇所は変わってくるのです。
いずれの場合も痛みが軽度なら、動きに伴って痛みを感じるもののゆっくりした日常生活動作は可能。腰痛用のベルトやコルセットを装着することで、なんとか動くことができるという人もいます。痛みや原因に応じて、正しい処置をしていくことが大切なのです。