リフォーム費用/太陽光発電リフォームの費用

太陽光発電を狙う悪質リフォーム業者の手口

補助金制度や新しい売電制度の創設で、太陽光発電の人気は高まってきていますが、その一方で悪質業者絡みのトラブルも増加しているようです。今回は太陽光発電を狙う悪質業者の手口についてご紹介します。

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悪質な業者
強引に契約を迫る以外にも、巧妙なセールストークでアプローチしてくる業者にも要注意です。
前回の記事「太陽光発電リフォームの補助金制度と注意点」でもご紹介しましたが、太陽光発電システムは今年から復活した国の補助金制度や、11月からスタートした新しい売電制度によって、ますます注目されています。

しかしその一方で、補助金などの制度を売り文句に強引な契約を迫ったり、嘘を並べて高額な契約を取り交わそうとするトラブル事例が増えているようです。

そこで今回は実際にトラブルにあったAさんの事例を元に、太陽光発電リフォームを騙った悪質業者の手口をご紹介します。かなり巧妙なので、何気なく対応していると気がつかないかもしれませんが、太陽光発電リフォームならではの手口ですので、よく認識して対処できるようにしておきましょう。

怪しい(1):太陽光+オール電化で600万円!?

Aさんは築25年の一戸建て住宅にお住まいです。Aさんは新聞で太陽光発電についての記事を読み、かなり関心を持っていました。そんなある日、飛び込みの太陽光発電の営業マンがやってきて、タイミングがいいこともあり、話を聞くことにしました。

業者の話では、Aさんの住まいは屋根の形状が特殊であること、発電効率の良い太陽電池モジュールを使用する必要があること、オール電化にすれば太陽光発電のメリットを最大限享受できるとのことで、太陽光発電+オール電化のリフォーム費用は全部で900万円くらいになるが、国の補助金が受けられることや、業者独自のキャンペーン期間中なので、今日なら600万円で契約できると言うのです。

怪しい(2):毎月の光熱費がタダ!?しかも利益が出る?

費用が高いので契約をためらっていたAさん。業者は次の資料を出してきました。「太陽光発電コスト試算表」と書いてあるその資料によると、電気代とガス代で月々25,000円ほど支払っているAさんの場合、太陽光発電とオール電化を採用すると、光熱費がタダになり、むしろ毎月5,000円前後の利益が出るというのです。

「月々25,000円+5,000円=30,000円もお得になるのだから、この予算でリフォームローンを組めば、約20年でリフォーム費用の元が取れる上、ローンが終わった後は利益が出るだけ」と業者に説明されたAさん。この言葉が決めてとなり、Aさんは即決で工事契約書にサインすることにしました。

怪しい(3):翌週には工事着工!?

翌週にはAさん宅のリフォーム工事が着工となりました。補助金の手続きが非常に面倒らしく、業者が代行してくれるとのことで、Aさんは疑問に感じることもありませんでした。

工事が終わって約半年、Aさんは「騙されたかな」と感じることが多くなりました。タダになると説明されていた光熱費は、今まで1度もタダになってことがありませんし、むしろ月額10,000円前後の電気代を払い続けています。

今回のAさんが契約してしまったのは、どうやら悪質業者のようです。言葉巧みに近づいてくる業者の説明に、全く気がつかなかったAさん。しかし怪しいポイントはたくさんあったのです。皆さんはお分かりになりましたか?次のページでご説明いたします。

更新日:2009年11月24日

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