文章:山口 由紀(All About「二世帯住宅で暮らす 」旧ガイド)
たとえ各世帯が独立している『二世帯住宅』で生活したとしても、お互いが快適に暮らせるための配慮や工夫が必要となります。その中でも意外と気がつかないのが『音』。そこで今回は「住んでみないと気づかない音」と「音で悩まない家づくりの工夫」についてご紹介します。生活をはじめてから気づく『音』の問題
「孫の足音は気にならないけど、嫁の足音は気になる」と言うコワイ話は別としても、『音』の問題は、思った以上に配慮が必要です。生活スタイルの異なる親世帯と子世帯、おのずと生活音のでる時間が異なってくるものです。「遅くまで起きている子世帯の音がうるさくて眠れない!」など、実際に生活をはじめてから思わぬ『音』の問題に悩まされることがあります。例えば...
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などなど...世帯間の生活音が筒抜けでは、プライバシーが守られないだけでなく、思わぬトラブルになることもあります。このように『音』はどちらの世帯にとっても、見のがせない大きな問題なのです。
そこで『音』の問題をできるだけ解消するためは、何に気をつければ良いのでしょうか?今回は、間取りにおけるポイントを、いくつかピックアップしてご紹介します。
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