予防接種・ワクチン/ワクチン・予防接種の種類・時期

予防接種の受け方と種類(2ページ目)

病気にならないためにする治療の1つに予防接種があります。予防接種は、現在、生ワクチンと不活化ワクチンがあり、公費で行うワクチンと私費で行うワクチンがあります。まずは、ワクチンの種類とスケジュールについて説明します。

清益 功浩

執筆者:清益 功浩

医師 / 家庭の医学ガイド

生ワクチンの特徴と効果

生ワクチンの場合、生きた病原体を使うため、そのままでは本当に病気を起こしてしまいます。病気を起こさないよう弱毒化したウイルスや細菌を使うのが特徴。病原体そのものを使っているので、抗体が長く持続し、予防効果が高いというメリットがあります。生ワクチンが使われる主な病気は次のものです。

不活化ワクチンの特徴と効果

病原体の一部や、病原体の出す毒素を使って免疫をつけるワクチン。 ワクチンには生きた成分が含まれていないので、抗体ができにくく、できても長く持ちません。そのため、ワクチン接種も1回では済まず、2~3回続けて打つ必要があります。一方で副作用が少ないのが特徴です。
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