身近な人のストレスケア

更新日:2005年09月25日

あなたはアサーティブな会話できてますか?

会話の中で、いつもあなたは聞き役ですか?それとも自分の話ばかりしていますか? アサーションな会話をマスターすれば、人間関係が円滑になります。


人間関係を円滑にする
「アサーション」を覚えよう

前ページにみた、A・B双方に共通の主張とは、どんなものでしょう。それは、「あなたが話したいことがあるように、私にも話したいことがある」ということです。

理想的なコミュニケーションとは、そのあなたが思った気持ちを素直に伝えることなのです。Aの場合はその自分の主張を伝えずに、ななめに相手をとらえてしまっています。Bの場合も自分の主張を伝えず、ストレスをためこんでしまっています。

人間関係を円滑に続けるためには、相手と自分の両方を大切にしたコミュニケーションをしなければなりません。そのためには、相手を切り捨てるのも、常に自分を後回しにするのもダメで、相手の話を聞きつつ自分の主張も忘れない、という会話を意識する必要があるのです。

このように、自分の考えをしっかり主張できる自己表現のことを「アサーション」といいます


相手を尊重しつつ、
自己主張するのがアサーション

では、前ページに見たAとBの考えを、アサーティブなとらえかたで表現してみるとどうなるでしょう? 例を出して考えてみましょう。

例1)
「毎日大変な中、がんばっているんだね。Yさんだから、乗り越えてこれたんだね。でも、せっかく会ったんだし、私の話も聞いてくれるかな」

例2)
「Yさんの気持ち、とってもよくわかる。私でよかったら、また話を聞くね。でも、せっかくこうして会ってるんだから、お互いの話をしようよ。昨日ね・・・・・・」

このように、自分を主張するときには、相手への尊重を忘れないようにすることが重要です。そして「話したい」と思ったことは、そのコミュニケーション中にしっかり主張することが大切です。

あまりにも相手が一方的に話しすぎていたら、「ちょっと待って。Yさん興奮しすぎているよ」などと、相手のペースを修正してあげてもよいのです。また聞くのに疲れたら、「今日はもう遅いから、また今度話さない?」と主張することも大切です。

双方がしっかり意見を交換しあえてこそ、コミュニケーションは成り立つのです。
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この記事の担当ガイド

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大美賀 直子

メンタルヘルスの分野を中心に執筆する産業カウンセラー、ジャーナリスト。都内私立大学学生相談室カウンセ…

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