ストレス/ストレス発散・解消法

行動でストレスを減らす…ストレス発散・解消法

前回は、「発想」によってストレスを減らす方法を3つお伝えしました。今回は「行動」に焦点を当て、ストレス発散・解消の基本ともなる「3つのR」を紹介します。

大美賀 直子

執筆者:大美賀 直子

公認心理師・産業カウンセラー /ストレス ガイド

最近気持ちがすっきりすること、やっていますか?
最近気持ちがすっきりすること、やっていますか?
前回は、「発想」によってストレスを減らす方法を3つお伝えしました。今回は「行動」に焦点を当て、ストレス発散・解消の基本ともなる「3つのR」を紹介します。

■ レスト(Rest)
疲れがたまる前に、意識的に休憩、休息をとることです。根をつめて仕事に集中しすぎると、いずれ緊張の糸が切れて疲労を強く感じてしまいます。疲れを感じ始める少し前に、席を立って少し歩いてみたり、コーヒーを飲むなどのちょっとした休憩を入れましょう。

特に、1日中デスク前に座ってパソコンの画面を眺めているデスクワーカーは、1時間~1時間半に1回は休憩をとるようにしましょう。


■ レクリエーション(Recreation)
ストレスを発散させる趣味を持つことです。何か好きなことに打ち込み、日々のストレスから意識をそらすことによって、精神的疲労から一時的に開放されます。1週間に1回、1時間程度でもこのレクリエーションを取り入れ、自分の好きなことに思いきり時間を使いましょう。

特に、日常とは違う場所で行う趣味やスポーツ、行楽などを楽しむと、解放感を感じやすく効果的です。


■ リラクゼーション(Relaxation)
呼吸を落ち着かせたり、筋肉の緊張を解くことなどにより、精神を安定させるリラクゼーションを取り入れましょう。

メンタルヘルスの分野で行われる基本的なメソッドとしては、自律神経のバランスを整える「自律訓練法」、腹式呼吸で体にたっぷりと酸素を取り入れる「呼吸法」、筋肉の緊張させた後に緩めることによって精神的な緊張を解く「筋弛緩法」などがあります。

また、お風呂にゆっくりつかったり、ヨガやストレッチをするなど、自宅でできることでも、十分リラクゼーションになります。
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