睡眠歳時記・季節ごとの快眠法

更新日:2009年10月03日

眠るが勝ち!新型インフルエンザ対策の極意

良質な睡眠は、新型インフルエンザの予防と治療にとても大事。眠っている間にインフルエンザがひどくなることもあれば、朝起きたら治っていることもあります。睡眠がインフルエンザに効くメカニズムと、正しい眠り方をご紹介します。

睡眠中もノドの乾燥を避けましょう

グッスリ眠って、インフルエンザとおさらばしましょう!

グッスリ眠って、インフルエンザとおさらばしましょう!

インフルエンザ・ウィルスは、寒くて乾燥した季節が好きです。毎年冬にインフルエンザが流行するのは、そのためです。南半球での流行状況から、新型インフルエンザも同じと考えられます。

そして乾燥した季節は、ウィルスが生き延びやすいというだけでなく、私たちの体がウィルスに付け込まれやすい時期でもあります。

インフルエンザ・ウィルスは、ノドの粘膜から体に入り増殖します。ノドの粘膜は湿っていると抵抗力が十分発揮されますが、乾燥すると表面の細胞が死んで剥がれ落ちるため、簡単にウィルスの侵入を許してしまいます。

ですから、インフルエンザの予防には、1日の3分の1を過ごす寝室の環境も大事なのです。気温が下がって乾燥する秋冬でも、寝室の室温を15~20度、湿度は50~60%を保って、ノドの粘膜を保護しましょう。

睡眠中の呼吸の仕方にも、気をつけましょう。口を開けて呼吸していては、ノドや口の中が乾燥してしまいます。アレルギー性鼻炎などで鼻が詰まっている人は、きちんと治療して鼻の通りを良くすれば、口呼吸を防げます。

お酒を飲むと、ノドや鼻の粘膜が腫れて口呼吸になりやすいので、アルコールはほどほどにしたほうが良さそうです。普段からイビキをかく人は、舌がノドに落ち込むのを予防するために、横向きやうつぶせ寝を試してみてください。

マスクや手洗いだけでなく、質の良い睡眠を十分にとって、新型インフルエンザから自分と家族を守りましょう。

【関連サイト】
睡眠環境・寝室・ベッドの工夫
快眠のための生活習慣
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坪田 聡

日本医師会、日本睡眠学会、日本コーチ協会所属。ビジネス・コーチと医師という2つの仕事を活かし、行動計…

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