抗炎症作用が期待されるハーブ、デビルズクロー
ハーブの中にも関節痛を緩和する種類が存在します。中でも代表的なものが「デビルズクロー」です。
なんとも不気味な名前ですが、ゴマ科の植物で、実の部分に固い爪状のトゲが2本付いていることからその名前が付けられました。南アフリカ・南東アフリカのカラハリ砂漠などのサバンナが原産です。ハーブとして古くから知られ、発熱やマラリアなどの治療目的に利用されていたそうです。
現代においては、デビルズクローに含まれている成分に抗炎症作用があるのでは?と考えられ、関節炎や頭痛の鎮痛剤として利用されるケースがあります。ドイツを中心としたヨーロッパ各国では、関節炎の鎮静薬として用いられることがあります。
抗炎症作用を検証する臨床試験において、変形性関節炎患者の疼痛を和らげ、関節の働きをスムーズにした、との結果が報告されています。
副作用は少ないとされていますが、まれに変時作用(心拍数の増加)、摂取により胃腸障害、血圧の低下、心拍の乱れを引き起こす、などの可能性があることが示唆されています。また、血糖値を低下する働きがあると考えられているため、糖尿病や低血糖症など血糖値に関する薬剤を服用されている方の利用は避けた方が良いでしょう。また、出血障害のある方も注意が必要です。
“軟骨のもと”という意味を持つコンドロイチン
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| コンドロイチンの減少は関節痛を引き起こします |
グルコサミンと共に、関節痛改善が期待できると考えられているのが「コンドロイチン」のサプリメントです。
コンドロイチンという名前は、ギリシャ語で「軟骨のもと」という意味を持っています。その歴史は古く、19世紀半ばに動物の軟骨の研究から発見されたことがきっかけで知られるようになったそうです。
コンドロイチンは「ムコ多糖体」と呼ばれる粘々した粘性物質の構成成分の一種です。ムコ多糖体は、細胞や繊維、器官といった体内を構成する組織の間を結び、それらを保護、栄養補給するための主要成分です。
コンドロイチンの働きは、カルシウム代謝に関係して骨の成長や骨折の回復を促したり、間接、靭帯、腱の弾性、円滑性を保持します。グルコサミンと同じように、加齢と共に体内の量が減少してしまうため、サプリメントなどで摂取する方法が良いのでは、と考えられています。