風邪・冷えの対策の食事・レシピ

更新日:2009年07月23日

冷え症を予防・改善するための食生活

寒い冬はもちろん、暑い夏でもエアコンの効いた室内にいる現代の暮らしでは、案外冷え症に悩む人が多いようです。冷え性は、万病の素! 冷え性を予防・改善するための食生活のポイントをご紹介します。

冷え症の原因は?

手足が冷たく感じるだけでなく、冷えがひどくなると頭痛や便秘等、様々な症状を引き起こすこともあります。

手足が冷たく感じるだけでなく、冷えがひどくなると頭痛や便秘等、様々な症状を引き起こすことも

人の体は、季節に応じて気温の変化があっても、常に一定の体温を保つようにできています。夏の暑い時期には汗をかくことで体を冷やそうとしますし、冬の寒い時期には内臓の周辺に血を送って温めようとします。

女性はもともと男性よりも皮下脂肪が多いので、外からの熱を通しにくく、いったん冷えると温まりにくい性質があり、またホルモンのバランスが乱れたりす ることがあるため、冷え性が多いと言われています。

近年は若い女性は「やせ」願望が強く、極端に食べないようなダイエットを続けると栄養不良から冷 え症や低体温になることもあります。また女性ではなくても、現代の室内の生活では、エアコンが効いて、汗腺がひらく必要がないため、また運動不足などの複合的な要素から体温調節できない子どもも増えていたり、強いストレスから自律神経の調節がうまくくいかなくなると冷えを感じたりします。

冷え症は万病の素。下痢・便秘・風邪・だるさ・膀胱炎・不眠・腰痛などを引き起こしてしまうことがあります。冷え性を予防・改善するためには、自律神経のバランスを整える、カラダを冷やし過ぎない、適度な運動などで血行をよくするなどもあげられます。ここではカラダを冷やさない食事のポイントをご紹介しましょう。ただし、冷え症にいいからといって、1つの食品を過食するのは禁物です。

基本はバランスのとれた食事

まずは当たり前ですが、栄養のバランスのとれた食指が基本。偏った食べ方、何も食べないダイエットなどしすぎると、体の代謝に必要な栄養が足りず、冷えたり低体温になることもあります。

冷たいもの、甘いものは控えめに

ついついおいしいからと、間食に冷たいあアイスクリームやドリンクばかり飲み、さらに冷たいめん類や、南国のフルーツばかり食べていては、内臓が冷えてしまいます。内臓は冷えると働きが鈍くなりますし、冷えて体温が低下すると抵抗力などが落ち、風邪やアレルギー症状などの病気になりがち。冷たいサラダよりは温野菜、ジュースよりはスープにするなど、冷えが気になる時には温かいものをとるように心がけましょう。

冷たいものだけでなく、糖分をとりすぎると、血液中に血糖や中性脂肪が増えて、血行が悪くなり冷えを招くのです。絶対食べてはいけないと思うと辛いですけど、冷え症が気になる時は、ちょっと甘いものを控える、ということを心がけましょう。

血行をよくするものを積極的に摂る

ゴマやナッツ、納豆、カボチャなどに多く含まれているビタミンEは血行を良くする働きがあります。血行がよくなると部分的な冷え性が改善される場合があります。肉・魚・豆類などに多く含まれているタンパク質は、エネルギーとなる栄養素で、カラダを温めてくれます。レバーや貝類、大豆、ヒジキ等に多く含まれている鉄分は不足すると、貧血になり酸素が不足して抵抗力がなくなったり、体温のコントロールができなくなったりします。

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南 恵子

NR(独立行政法人国立健康・栄養研究所認定 栄養情報担当者)、フードコーディネーター。食と健康アドバ…

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