漢方では患者さんの脈に触れて、病気の性質や症状などを判断する手がかりにしたりします。脈の速さや緊張度、どの部位でよくとれるかなどを組み合わせ、一人前に脈診できるようになるまで10年以上かかるとも……。今回は「脈診パート1」ということで、脈の取り方や、脈診でわかるアレコレをご紹介しましょう。
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| 人差し指=寸、中指=関、薬指=尺という3つのポジションを押さえよう! |
【 INDEX 】
・脈診の取り方・右左の違いなど⇒ p.1
・妊婦・食べすぎ・かぜの脈って……?⇒
p.2脈診の予備知識
脈診のキホンとして、最初に「正しい姿勢」というものがあり、座らせるかあお向けに寝かして、腕が心臓と同じ高さになるようにします。成人の場合は図のように手首のとう骨動脈を
人差し指・中指・薬指で押さえます。ちなみに小児の手は小さいのでコレに限らず、親指一本のみで全てを押さえたり、別の方法で調べたりします。
■3つの部位×3通り手首側から、関、寸、尺の3部のポジションにわけるのですが、それぞれ3通りの触り方があります。脈に軽くふれた時(浮取)、すこし力を入れて押さえた時(中取)、さらに力をくわえて骨の辺りまで押さえた時(沈取)の3つです。「浮」の脈はとれるけれども、「沈」はとれない、などといったりします。
■右と左で対応する臓器が違う!なお、脈診してもらった人なら覚えがあるかもしれませんが、片方だけでなく、左右の脈を取られませんでしたか? 実は左右で関連の深い臓器が異なるのです。
※左の尺部が小腸や大腸などといった見解もありますが、これらは一般的に言われている対応臓器です。これらの予備知識を頭の片隅におきながら、
次のページで脈診でわかるアレコレをご紹介しましょう!