いざというとき役立つ救命法・応急手当

更新日:2008年05月01日

硫化水素に巻き込まれず逃げる方法

硫化水素の作り方が広まり、自殺や事故が頻発しています。巻き込まれないために、硫化水素の特徴や逃げ方について解説します!

硫化水素から逃げるには上へ!

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硫化水素は空気より重い!
火事の場合も異臭が発生しますが、集合住宅やホテルで、煙や火の気もないのに茹で卵を切った時のような異臭を感じたら、硫化水素自殺に巻き込まれた可能性があります。

密閉された部屋で人為的に高濃度の硫化水素を作ってしまった場合、部屋にいる人を素人が救い出す事は絶対に不可能です。二次被害を広げないために、まずは現場から逃げましょう。

有毒ガスを避けるには風上に逃げるのが鉄則ですが、ビルの中では風上がどちらか分かりません。硫化水素は空気より比重が重いので、下に流れて行きます。建物の上へ避難した方が安全という事になります。

建物の構造によりますが、一度上の階へ行ってから逃げる経路を探しましょう。低層の建物で屋外で風通しが良い非常階段があれば、一度屋上に行ってから非常階段で逃げるのが安全です。地上に降りたら、硫化水素が溜まっている可能性があり、換気がよくない駐車場のような場所は避けて避難しましょう。

可能性は非常に低いですが、地下街で硫化水素の臭いを感じたら地上へ向かうことが大切です。

硫化水素の可能性があって消防関係が来てガスを確認した場合、ガスが拡散するまで一定時間、建物に入る事ができなくなります。消防の指示に従って行動しましょう。


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西園寺 克

臨床検査の中で臨床細菌学、臨床薬理学、臨床免疫学を専攻しました。医学に関する幅広い知識をベースに、医…

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