チョコレートは花粉症の症状にどう働くの?

バレンタインデーの季節がやってまいりました!同時に、花粉症の季節も…。花粉症の方々には辛い季節ですよね。ところで、チョコレートが花粉症にどう働くかご存知ですか?今回は、家庭の医学の立場から花粉症とチョコレートについて考えてみました。
毎年チョコレートを沢山貰ってしまう花粉症の人や、本命の彼にチョコレートをプレゼントしようと思っている人は必見です!
カカオの持つ有効成分と花粉症への働き!

チョコレートはカカオ、砂糖、ミルク、香料が原料です。主な原料のカカオはどんな効果を持つでしょう?カカオの成分で花粉症と関係あるのはテオブロミン、カフェイン、ポルフェノール、チラミンです。
各成分と花粉症の働きについて見てみましょう。
▼テオブロミンテオブロミンはカフェインや喘息の薬と似た構造を持ちます。花粉症では、肥満細胞がカユみ成分のヒスタミンを放出します。テオブロミンはこのヒスタミンの放出抑制効果があります!
▼カフェインカフェインの作用はテオブロミンと似ています。テオブロミンより中枢神経系に強く作用して花粉症の時の頭重感を軽くします。この作用があるので市販の鼻炎薬には配合してあります。カフェインはチョコレートよりもコーヒーや紅茶に、より多く含まれています。
▼ポリフェノールポリフェノールは炎症の時に発生するいわゆる活性酸素の消去作用があります。花粉症でも鼻や咽で活性酸素が発生しています。赤ワインのポリフェノールが有名ですが、チョコレートは赤ワインと同様にポリフェノールを多く含有する食品です。
▼チラミンチラミンは交感神経を刺激したことと同様の効果があり、動脈を収縮させます。動脈を収縮させることによる血流の変化は、花粉症の症状を変化させる可能性があります。ただしチョコレート中のチラミンの含有量は少ないので血流の変化はわずかです。
喘息の効果は確認済み
カカオの持つ有効成分と花粉症の働きは、以上の通りですが、チョコレートの花粉症に対する科学的な報告は現時点ではありません。しかし、花粉症と同じ吸入性のアレルギー疾患の喘息ではチョコレートによる症状の緩和が報告されています。
花粉症の人に贈るならばミントチョコレート!
花粉症にはさまざまのハーブが症状緩和に役立ちます。ミントは花粉症の症状を緩和して、その上にチョコレートと相性が良いハーブです。花粉症の人に贈るのはミントチョコレートで決りですね。
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