アレルギー/アレルギーの原因・アレルゲン・遺伝・環境

下痢が続く原因は、アレルギー?

アトピーと合併して起こりやすい食物アレルギー。下痢が治らない、体重が増えないといった症状がある場合、食物アレルギーが考えられます。診断ポイントと対処法について、詳しくご説明しましょう。

この記事の担当ガイド

法律、経済など多くの資格をもつ現役のアレルギー・小児科医師

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アトピーと合併して起こりやすい食物アレルギー。下痢が治らない、体重が増えないといった症状がある場合、食物アレルギーが考えられます。診断ポイントと対処法について、詳しくご説明しましょう。

慢性の下痢を起こす病気

下痢が続くとツライものです。原因は何か考えてみましょう
水分が多い形の無い便が2週間以上続く場合を、「慢性下痢」と言います。

慢性下痢の症状が現れる病気の代表的なものをご紹介しましょう。

■食物過敏性腸症
名前の通り、食物に過敏となり、腸の粘膜が壊れ、消化吸収ができない状態になります。特に、ミルクを飲むと、乳糖不耐症といって、乳糖を分解することができないため、水分を腸から吸収できなくなり下痢が続きます。栄養を消化吸収できないので、低栄養になり、免疫が落ちてしまいます。

■腸炎後症候群
ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルスなどの胃腸炎の後に、腸の粘膜が壊れてしまって下痢が続きます。特に、この時期は、胃腸炎を起こすウイルスが流行するので注意が必要です。
アトピーと嘔吐下痢症を参考にしてください。

■難治性下痢症
名前の通り、なかなか治らない下痢を言います。
  • 生後3ヶ月以上の子供に発症
  • 2週間以上の下痢
  • 3回以上便の検査で、病原菌を確認できない

を特徴とします。これらの病気の背景は、牛乳や小麦アレルギーがあると言われています。

このようなしつこい下痢の原因の中に、アレルギーが隠れていることが多いのです。

慢性下痢を招く食物アレルギー

他に風邪のような症状もないのに下痢が続く場合、当然気になるのは普段口にしている食べ物です。これからお話しする「食物アレルギー」と下痢の関係は密接。このアレルギーを持つ子供の約8割に慢性下痢の症状が、見られるのです。

■食物アレルギーの症状




次のページでは、診断と対策について説明します。

更新日:2008年02月04日

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