マンション入居後の不満が大きいのは音と防犯
平成17年に住宅金融公庫が行ったマンション居住者の満足度調査によれば、不満度合いの高かった主な項目を列挙すると、以下のようになっています。
■屋外から伝わる音 ・・・たいへん不満12.1% やや不満32.5%
■上階から伝わる音 ・・・たいへん不満 8.7% やや不満28.5%
■駐車場可能台数 ・・・たいへん不満14.2% やや不満34.1%
■窓ガラスの防犯性能・・・たいへん不満 9.4% やや不満36.7%
※出典:住宅金融公庫 居住性調査 対象は住宅金融公庫融資付きマンション(優良分譲住宅〔共同建〕)で平成13年竣工のものを購入した方で、引き続き平成16年7月に居住されている方 |
| 音の問題は、入居後に気になるもの。日中だけでなく、夜の確認も行いたい |
音や防犯面、駐車場といった日常生活に係わる項目が挙げられます。最近は、全戸防犯センサー付きのマンションや、二重床・二重天井でスラブ厚も確保された遮音性能の高いマンションも増えています。また、線路沿いや幹線通り沿いのマンションなどは、複層ガラスや二重サッシなどの遮音対策はよく確認したいところです。
駐車場に関しては、立地によってマンション内に確保できなかった場合に賃料相場が大きく周辺と異なる場合もあります。中には、近くに駐車場が無いケースも。逆に都心のマンションなどでは、稼働率が低くなって修繕積立金への充当が、想定通りに出来ないケースもあります。販売員の人に賃料設定や設置率の根拠は、確認したい項目です。またマンション内の駐車場に入庫可能な車の車種なども留意が必要です。中型車は空いているのに、大型車はキャンセル待ちといったマンションもあります。自走式駐車場や平置き駐車場ならこうした面では安心です。
また、広さに関する満足度は、「たいへん不満」は0.9%なものの「多少不満」は16.6%という結果になっています。家族数にもよるとは思いますが、「大変満足」と答えた人の割合は、専有面積70m
2台が21.2%、80m
2台が31.0%、90m
2台が49.7%と専有面積が広いほうが満足度は大きく上昇しています。このことからも、自分に合った広さはどのくらいかは、間取りと合わせてよく吟味するべきことでしょう。
では、トータルで見た実際の満足度はどうなのでしょう?
次のページで紹介します。