思うようにならない血糖値
前の日と完全に同じ食事、同じインスリン、同じ生活をしても血糖値は同じになりません。ましてや、自由な生活なのですから血糖値に影響するものはたくさんありますね。
例えば消化吸収のいい炭水化物(グリセミック指数の高い食品)を食べれば血糖上昇が速くなります。まっ白いパン、ポテト、ご飯などは高ファイバーの全粒穀物に比べると、血糖値は速く、高くなります。
しかし、長時間のスポーツなどをして肝臓のグリコーゲンの在庫が少なくなっていると、グリセミック指数が高かろうが低かろうが、食後の血糖上昇はゆるやかになります。肝臓でのグリコーゲン生成に振り向けられるからです。
食後の血糖上昇を優先してコントロールする治療が流行してますが、食後2時間値はこのように変動が大きいので難しいですね。私(当ガイド)は朝の空腹時血糖値をコントロールの指標にしています。空腹時血糖は比較的安定しているのでとても有用ですよ。
私の空腹時血糖値の目標は80~110mg/dlです。
つまり、優等生狙い、これぞ正常値だ!
この1ヵ月のアベレージは98mg/dl、で、A1Cは5.6%でした。インスリン・マルチショットでこのスコアですから、なかなかのものでしょう?
ところで、空腹時血糖値160mg/dl以上、食後2時間値220mg/dl以上、A1C8%以上が3ヵ月以上続いている場合は糖尿病専門医へ行かなくてはなりませんよ。食べ物にどうしても手が出てしまうのは尿糖が出てるからです。自分を責めることはありません。治療法を変えなくてはならないのです。
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