脳卒中や心筋梗塞などの原因となる、メタボリックシンドローム。睡眠不足や慢性的な不眠は、メタボリックシンドロームの危険因子となります。今回は、メタボリックシンドロームとの関連が明らかになってきた、
睡眠時無呼吸症候群 について解説します。
【目次】
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| 良質な睡眠が不足すると、血圧が上がり、肥満にもなりやすくなります |
■ 眠ると窒息するなんて! → P.1
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眠っているうちに検査が終わります → P.2■
すぐできることから、きちんとした治療まで → P.3■
こんなデータもあります → P.4 眠ると窒息するなんて!
2003年に、山陽新幹線の運転手が眠り込んでいて、停車駅を通り過ぎようとした事件がありました。最初は、「 居眠りなんて、たるんでいる証拠だ! 」と批判されていました。
しかしよく調べると、この運転手は
睡眠時無呼吸症候群 という病気にかかっていて、そのために眠ってしまっていたのです。そして、男性では30人に1人が、女性では200人に1人が、この睡眠時無呼吸症候群であることが分かってきました。
睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間に呼吸が止まってしまう病気です。呼吸が止まると辛くなって眠りが浅くなったり、目が覚めてしまったりします。毎晩、睡眠不足が起こるので、当然、日中に強い眠気に襲われてしまいます。そして知らないうちに、居眠りするのです。自動車の運転や危険な作業をしているときに、眠ってしまっては大変ですね。
家族など周りの人から、「 いびきがひどい 」とか「 呼吸が止まっていることがある 」と、言われたことはある人は要注意です。睡眠呼吸障害研究会の診断フローチャートでは、強いいびきや無呼吸を指摘された人で、次のうち2つ以上があると、睡眠時無呼吸症候群が疑われます。
・日中に強い眠気がある
・睡眠中の窒息感や、あえぎ呼吸がある
・朝、目覚めたときに、爽快な気分にならない
・日中の疲労感が強い
・集中力が欠ける
睡眠時無呼吸症候群が疑われたら、診断をはっきりさせるために、睡眠ポリグラフ検査を受けましょう。
この検査の進め方ついては、
次のページでご紹介します。
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