心の病気の原因・症状・セルフチェック

更新日:2008年08月26日

眠気が強すぎる…もしかして心の病気かも

日中の眠気が強すぎると、仕事や勉強の能率低下のみならず、生活全般の活動のレベルが低下してきます。その原因の一つである、心の病気、特にうつ病について詳しく述べます。

過眠症に関連しやすい心の病気…うつ病

心の病気になると、不眠の方が過眠より一般的ですが、睡眠障害が生じやすくなります。眠気が強すぎる「過眠症」に関連する心の病気としては、うつ病が代表的なものの一つです。

うつ病では症状の出現の仕方に、時には気分の落ち込みがはっきりせず、むしろ、頭痛、腹痛といった体の症状が中心の訴えである場合があるほど、個人差があります。うつ病では不眠症状が現われやすいですが、過眠も少なからず出現します。冬季になると気分が落ち込む、季節性のパターンがあるうつ病では過眠はよく現われます。また、気分の大きな振幅が特徴である躁うつ病では気分が高揚している時は短時間の睡眠しか必要ないですが、気分が落ち込むと過眠が生じやすくなります。

もしも、日中の眠気が強すぎる場合は、「いつから始まったのか?」「どのような状況で眠気が強くなるのか」「眠気の程度はどの位のものか?」など、自分の睡眠がどのような状況であるかを整理すると共に、夜間の睡眠が深くなるように定期的な運動、食事習慣、ストレスの発散法など生活習慣を改良してみましょう。また、就寝前にはアルコール、コーヒーなど脳に作用し、睡眠の状態を変化させる物質はなるべく控えたいものです。

それでも一向に眠気が取れない場合は過眠症になっていると考えられます。「仕事中に限って、眠気が強くなってしまう」「最近、つらい事があった」といった心的要因がはっきりしている場合はもちろんですが、そうでない場合も過眠に対しては一応、「もしかして、心の病気?」と疑ってみましょう。
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この記事の担当ガイド

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中嶋 泰憲

慶応大学医学部卒業後、カリフォルニア大学バークレー校などに留学。留学先でのカルチャーショックから、自…

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