慢性疲労症候群の症状
慢性疲労症候群で見られる疲労は通常の疲労よりはるかに深刻なものです。買い物などのちょっとした日常の活動で、ぐったりしてしまうといった事が6ヶ月以上の長期間、続きます。その他によく見られる症状として、以下のものがあります。
記憶力、集中力の低下
筋肉痛
関節痛
のどの痛みや微熱などの風邪様症状
首やわきの下のリンパ節の腫大や圧痛
睡眠障害
頭痛
低血圧
胃腸が過敏
体の体温調節がうまくなく、暑いのも寒いのも苦手
音や光に対して過敏
慢性的な疲労はよくある訴えの一つであり、大部分の方は慢性疲労症候群ではありません。病気の発症率は1000人に数人程度です。慢性疲労症候群では疲労の背後に何か他の病気が隠されていない事を常に確認する必要があります。治療としては、不眠や疼痛など個々の症状を軽減させることが目標となります。また、ライフスタイルをストレスのかからない方向に向けることが、疲労の重症化を防ぐために重要です。
自分の疲れの深刻さはなかなか他人には分からないものなので、周囲の人から病気であると思われないばかりか、時には、怠けているように誤解されてしまう事もあると思います。慢性疲労症候群という病名がアメリカで生まれたのは1980年代と、つい最近(?)のことです。慢性疲労症候群は、これから社会的にも病気としての認知が増してくると思います。もしかしたら、新しい現代病の一つになるかもしれません。皆さんもセルフケアをしっかり行うようにしましょう。
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