メンタルヘルス/慢性疲労症候群

慢性疲労症候群、症状とその原因について

原因不明の慢性的な強い疲労が主な症状である、慢性疲労症候群という病気があり、近年、医学的にも注目されてきています。

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慢性疲労症候群とは?
ぐったりされていて、起きるのが辛そうですが、その原因は?
疲れの原因にはいろいろなものがあります。普段あまり運動していない人が、家族サービスでハイキングに行った翌日にぐったりして仕事にならなかったり、帰省して義理の家族と過ごした後で「あ~、疲れた」とこぼしてしまったとしても、こうした疲れには病的意義はありません。

しかしなかには、「私はいつも疲れている」という人もいらっしゃるかもしれません。慢性的に疲労を感じる背景には、しばしば、貧血や肝機能低下など体の不調がありますが、詳しく検査をしても、どうしても疲労の原因が見つからない場合には、別の病気の可能性があります。近年、医学的にも注目されてきている「慢性疲労症候群」という病気です。今回は慢性疲労症候群とはどのようなものかをお話したいと思います。


原因が心にある可能性は?

慢性疲労症候群の特徴は、その名の通り、慢性的な疲労ですが、体中、くまなく検査をしても、はっきりとした異常は見つからないので、心に原因がある可能性があります。心の状態は、体の免疫系や内分泌系に影響を与え、ストレスが大きい時や気分が落ち込んだ時には、疲れやすくなります。実際、慢性疲労症候群はストレスがある時に症状が増悪しやすく、また、その症状には、気分の落ち込み、睡眠障害、記憶力や集中力の低下など、うつ病の症状と重なる部分があり、また、うつ病自体を合併していることも少なくありません。

しかし、慢性疲労症候群で見られる症状には、心以外の原因を示唆するものがあります。慢性疲労症候群は、風邪などのウイルス感染をきっかけに発症することが多く、首やわきの下のリンパ節が腫れたり、圧痛があるなど、免疫系に何らかの問題が生じています。現時点では神経学的、免疫学的に何らかの支障が生じている、病気であると考えられています。

>> 次に慢性疲労症候群で見られる症状をまとめてみます >>

更新日:2007年01月22日

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