子宮がん (子宮体がん・子宮頸がん)

更新日:2006年01月30日

子宮頚がんの症状、検査、治療について

大竹しのぶさんが自伝のなかで子宮頸がんの手術をしていたことを明かされていました。子宮頸がんは性体験のある女性なら誰でも可能性のあるがんなのです。今回は子宮頸がんについての特集です。

子宮頚がんの治療について教えて!
初期なら部分切除

細胞診はとれた細胞のいわば「顔つき」を調べます。癌細胞は、もともとは自分の正常な細胞が、だんだん変化して悪くなってしまったものだと思ってください。

つまり、正常な細胞が「いい顔つき」をしているとすると癌細胞は非常に「悪い顔つき」になってしまっているのです。

その顔つきの変化の悪さの程度が「クラス分類」なのですね。クラス分類は1~5までの程度に分類できます。ちなみに1が正常です。顔つきの悪さによって正常なのか、ちょっとあやしいけれどしばらく定期的に様子をみておけばいい状態なのか、子宮の表面にとどまっている癌なのか(上皮内癌)、深くまで進行している癌なのか(浸潤癌)が大体わかるわけです。

ごく早期に発見すれば円錐切除術という子宮の入り口の一部だけをとる手術が一般的です。しかし、進行すれば子宮全摘出術といって、子宮をすべてとってしまわねばならない可能性が高まり、さらに進行すれば卵巣などの子宮の周りの組織(広範子宮全摘出術)やリンパ節をとらなければいけない(リンパ節郭清)こともあります。

さらに、手術ができない人に対してや、手術前や手術後の追加療法として放射線や抗がん剤を使うこともあります。

でも、頚がんは早期発見・治療すれば治癒率も非常に高く、妊娠・出産も可能です。検診をうけて早期発見を目指しましょう!


・でも、実際がんになった人に対して、お医者さんはどんなことを考えているのでしょうか?それを解説したガイドの新刊『生命の羅針盤 -医師である娘が末期がんの父を看取るとき』はこちら。


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    山田 恵子

    医師。東京大学医学部卒業。ハーバード大学研究所客員研究員等を経て、現在、東京大学医学部医療情報経済学…

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