婦人病・女性の病気/生理痛・月経痛・排卵痛

生理痛の原因と対策、月経痛はなぜ起こる?(3ページ目)

月経中の腹痛や腰痛は女性にとっては深刻な悩み。病気が隠れていたり日常生活にも支障をきたすことも。今回は月経痛の仕組みと対策です。

山田 恵子

執筆者:山田 恵子

医師 / 女性の健康ガイド

月経痛をラクに乗り切るには

冷えは禁物
冷えは禁物
子宮内膜症などの器質的な病気がある場合はその病気の治療をして下さいね。ここではそういった病気の無い場合(機能的月経痛)の場合の対処法について考えます!

・温める
単純ですが、冷えると骨盤内のうっ血もひどくなりますし血流も悪くなりますので痛みがひどくなります。

保温性の良い下着を使う、腰やおなかに使い捨てカイロを当てる、ひざかけを使う、靴下をはく、など下半身が冷えないように工夫しましょう。月経痛がひどいヒトは期間中はミニスカートはやめたほうがいいかも。

ゆったりとぬるめのお風呂で温まるのも効果的。『月経中はお風呂に入らないように』なんていわれていたのは昔のお話。むしろ入ったほうが痛みが軽くなることが多いようです。

血流を改善するためにストレッチや足のマッサージも良いでしょう。また、長時間座りつづけていたり、同じ体勢をずっととっていると骨盤内のうっ血がひどくなるので、最低1時間に一回は伸びをするようにしましょう。

便秘も骨盤内のうっ血を悪化させます。できれば規則正しい食事で解消を。また、トイレを我慢するのも同じ理由で良くないと思います。


・月経を前向きに考える
ま、これは実際痛いときにはなかなか難しいですが・・・でも月経をポジティブに考えないと痛みがひどくなるのも事実。『健康のバロメーター』くらいに気軽に考えられるといいですね。


・なにはともあれリラックス!
『痛い』と考えつづけていると痛みの閾値が下がって痛みを感じやすくなるというお話もあります。適度にスポーツや気晴らしをして楽しんでくださいね。はやりのアロマやヨガなんかもよいと思います。


・お薬
痛みがひどければ、市販の鎮痛剤を使うのも一手ですよね。またお医者さんにかかってプロスタグランジンの合成阻害薬を処方してもらったりしてもいいと思います。ヒトによっては低容量ピルや漢方薬も役立ちます。
(そもそもピルってなんですか?)

月経痛を上手くのりきって快適な生活を楽しめるようになるといいですね。

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