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出ないでほしい妊娠線、予防は可能?

シミ、妊娠線など、妊娠中ってどうしてこんなに気になることがでてくるのでしょう?デリケートな妊婦のお肌について、Q&A形式で解説します。

山田 恵子

執筆者:山田 恵子

医師 / 女性の健康ガイド


シミ、妊娠線など、妊娠中ってどうしてこんなに気になることがでてくるのでしょう?新しい命を育む女性のからだのなかで、さまざまな変化が起こるのはごく自然なこと。デリケートな妊婦のお肌について、Q&A形式で解説します。


<妊婦のお肌シリーズ>

第一回 妊娠中に起こる皮膚の変化、これってナゼ?  
・第二回 妊娠したら髪質が変わるの?
第三回 出ないでほしい妊娠線、予防は可能? 


<CONTENTS>
  • 妊娠線はナゼできるの?
  • 妊娠線は予防できますか?


    妊娠線はナゼできるの?

    妊娠線はなぜできる?
    妊娠線はなぜできる?
    妊娠すると、子宮が大きくなることと皮下の脂肪が増えることで、皮膚が急激に伸ばされます。でも、一番表面の皮膚(表皮)はその下の皮下組織の伸びるスピードについてゆけず、表面に裂けたような線が生じ血管が透けて見えます。これが妊娠線で、血管がすけるので赤くみえますが、出産後は白っぽいしわのような跡になります。

    おなかが一番できやすいのですが、おしり、ふとももや胸などにもできます。おなかの大きくなる妊娠後期からできる人が大半のようです。
    急激に皮膚が伸びるので、乾燥してかゆみが出ることもありますし、さらに乾燥すると亀裂が生じやすくなるので、保湿が大事です。


    妊娠線は予防できますか?

    ある程度は仕方ないとも言えますが、まず急激に太るとできやすくなるので、太りすぎは避けるようにしましょう。また、繰り返しになりますが、乾燥するとできやすくなりますので、保湿するようにしましょう。
    市販のクリーム等は自分にあっていれば使うのはよいと思います。

    一度できたら完全には消えないのがこの妊娠線。できるだけ目立たないようにしたいものですね。



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