「家賃並みの支払いでマンションがあなたのものに!」
「頭金ゼロで購入可!!」などなど…興味をそそるキャッチコピーがマンションの販売広告を飾ります。週末ともなれば、売出し中のマンションのチラシが大量に新聞に折り込まれていますよね。
でもちょっと待って下さい。
心を奪われる前に、広告の隅々までちゃんとチェックをしなければなりません。
さらに、チラシは必ずしもシングル向けの表記ではありません。間取によってはDINKSでも対応できる物件も数多くあるので、以下のチェックポイントを参考にし、自分にとって本当に「家賃並み」なのかどうかを、確認してみてください。
それでは「家賃並み」の落とし穴に落ちないための5つのチェックポイントを紹介していきましょう。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ 「金利の低い今なら、月々のローン支払いは家賃並み」この宣伝フレーズを例にとり、チェックしてみましょう。購入物件は2800万円の1LDK。頭金300万円。ローン借入れ2500万円という設定にします。
Check1:住宅ローンの金利をチェック!2500万円を35年返済で借り入れるとすると、
ローン金利が1%ならば、毎月返済は7万571円(ボーナス払いなし)。これならば「家賃並み」の方も多いでしょう。
ですが
金利が3%になると、毎月返済額は、9万6212円となってしまいます。
住宅ローンの金利は、銀行から借りるのか、住宅金融公庫から借りるのか、その借入先によって異なります。また、同じ銀行であってもローンの種類がいくつもあり、金利も様々。広告では、それらのうち、最も低い金利で計算していることが多いのです。
Check2:住宅ローンの金利が「変動」か「固定」かをチェック!
まだまだ世の中は低金利。でも銀行金利が3ヶ月連続で引き上げられ、住宅金融公庫の金利も史上最低金利2.0%から、ポンポンと短期間の間に2回にわたって引き上げられ、現在は2.70%。上昇傾向にあります。
変動金利の住宅ローンは、金利が下降傾向の際にはありがたい内容ですが、上昇傾向だと毎月返済額が当初の金額より上昇していくので、不安が付きまといます。
一方、
固定金利のローンは借入時の金利が完済まで続くので当初の返済額を維持でき、毎月の収支が組み立てやすいというメリットがあります。
シングルライフは生活パターンの変化の可能性が高く、お給料に対して住宅ローンのシェアが高くなるのは不安です。さらに、住宅ローン金利の動向をこまめにチェックする自信がなければ、毎月返済額が固定されるほうがやはり安心でしょう。
ただし、固定金利と比較すると変動金利の方が利率が低く設定されている場合が多く、短期返済が可能であれば、低い変動金利で一気に返済してしまう、という方法は十分に考えられます。
いずれにせよ、自分のライフスタイルにあった返済パターンを組むのが何よりです。
次ページで残り3つのチェックポイントを紹介します。