文章:吉國 友和(前任ガイド)
過重労働という言葉があります。文字通りとれば「あまりに過ぎた労働」ということですが、時間の長さに関わらずストレスの感じ方は人それぞれです。大事に至る前にストレスを解消することも健康を維持する秘訣ですが、それと同時にストレスに強い体作りをすることも大切です。
ストレスとは?
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| 誰もがストレスを抱えて生活していますが、感じ方は人それぞれです |
一般的にストレスというと精神的な影響を指すようですが、日本語にすると「侵襲(しんしゅう)」、精神面への影響だけでなく肉体的に負担になるものも含めた医学用語です。例えば、血液検査で針をさしたことも肉体的な「ストレス」ですし、そのために受診をするのもイヤだなぁと思うことも精神的な「ストレス」です。最近では、仕事中だけに症状のある「新型うつ(病)」と呼ばれるケースも増えてきているとか。
ただ、同じ内容であってもその受け止め方は人それぞれですので、一部の企業ではストレスチェックシートと呼ばれる問診表によって、個人の感じるストレスの度合いを確認する健康診断も行われています。実際に私が担当したある企業のストレスチェックシートでは、約30項目の問診に対する回答を点数化し、合計点数からストレスの感じ方を判定するという方法を採用されていました。
更に項目を増やした問診によって、ストレスによる精神的・肉体的な影響を詳しく分類することもあるのですが、ストレスの感じ方というのは個人差が大きくかつ複雑です。そこで、今回の記事では従来から用いられてきましたストレス係数をご紹介したいと思います。この係数はアメリカの精神科医ホルムズ博士が考案したもので、日常生活に関わるイベントが起こったとき、それがどのぐらいストレスの強さであるのかを知る目安となります。
次のページではストレス係数(出来事型ストレス問診表)をご紹介します。