阪神大震災から9年が経過し、あちらこちらで今年こそ大きな地震が来るのでは、とテレビや雑誌で特集が組まれます。
シングルでマンションを購入する場合、防犯面と同時に防災という観点も必要ですね。今回は、大事なお城の万が一に備える、
地震保険についてご紹介いたします。
関東にお住まいの方は、少々の地震であれば「また地震だわ」と驚くこともないかもしれません。それでも阪神大震災級の地震であればどうでしょう。阪神間に建つマンションの15階で震災を経験した身としましては、もう2度とあんな思いは嫌ですし、本当に生きた心地がしませんでした。
幸いマンションが倒壊する、などという事態は避けられましたが、本気で「倒れる」と思ったほどの揺れ、マンションがねじれて揺れているというのを実感し、コンクリートってこんなに柔らかかったかしら、と恐怖とも驚きともいえない感情が入り混じり、永遠に続くと思えた長い揺れでした。落ち着いて15階から外を見ると、あちらこちらから火災の煙が上がっていたのです。
この時に話題となったのが、
「火災保険では、地震を原因とする火災による損害は補償されない」という事実。初めて認識した方が多くおられました。地震は関東のこと、と地震への備えが甘かった関西エリアでは、地震保険に入っていた家は少数だったに違いありません。
さて、シングルがマンションを購入する際に考えておかねばならないことはたくさんあります。予算の範囲内で快適な暮らしを手に入れる、自分の住みたいマンションを選ぶ、これらは第一優先です。あわせて、防犯・防災という観点からも、いざというときの備えができているマンションでなければなりません。
今回は購入時の保険、地震保険にスポットをあてて基礎知識をご紹介いたします。地震保険の加入は任意のものが多く、それゆえ自分で判断しなければなりません。ぜひ参考にしてくださいね。
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■地震を原因とする火災は火災保険で補償されない! これが大前提です。先にもふれましたが、火災保険では地震や津波を原因とする火災などの損害は補償されません。
これらの災害に保険で対応するには、地震保険に加入する必要があります。■地震保険はどんな保険?地震保険とは、地震・噴火・またはこれらによる津波を原因とする火災、損壊、埋没、流失を原因とする損害を補償する保険です。通常これらの損害は、火災保険では補償されません。マンションの建つエリアによっては、噴火や津波による災害の可能性が低いところもあろうと思います。
自分が住もうとしているエリアが、どういうところかを調べる、ということも重要ですね。地震については、地盤や断層に関する情報も面倒がらずに収集しましょう。
■補償の範囲はどこまで?地震保険で補償される範囲について見てみましょう。補償の範囲は「建物」と「家財」。建物は、居住用であることが条件となっていて、店舗併用住宅も対象となります。
地震保険の契約に関するポイントを
次ページにてご紹介します。