『抗酸化作用』という言葉を最近良く聞きます。『なんとなく体に良さそうなイメージはあるけれど、何のことだか実はよくわからない・・・』という方、意外と多くいらっしゃるのではないでしょうか?
実は最近話題のポリフェノール、リコピン、βカロチン、カテキン、コエンザイムQ10などの物質には『抗酸化作用』という一つのキーワードが隠されているのです。そこで今回は簡単に『活性酸素』『抗酸化作用』についてご説明します!
<CONTENTS>活性酸素ってなあに?…エネルギーの有り余っている酸素!
活性酸素ってどんなことをするの?…強力な殺菌力、でも多すぎればガンや生活習慣病に!
活性酸素に対抗する方法 その1…生活習慣から改善する!
活性酸素に対抗する方法 その2…食事から抗酸化物質を摂る!
抗酸化物質…ポリフェノール、カロチノイド、ゴマリグナン、ビタミンC、ビタミンEなどなど
活性酸素ってなあに?
エネルギーの有り余っている酸素
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| 活性酸素はエネルギーの有り余っている酸素のこと |
まず抗酸化作用を理解するために抑えておかないといけないのが『活性酸素』という言葉。皆さんコレ、なんのことかご存知ですか?
活性酸素は、一言でいうと『エネルギーの有り余っている酸素』。普通の酸素と比べて、モノを酸化する力が非常に強い酸素です。(酸化は、皮をむいたりんごが茶色くなったり、鉄がさびたりする反応を思い浮かべていただければいいと思います)。
普通に生きているだけでも、呼吸して体に取り入れた酸素の約2%くらいが活性酸素になるといわれています。また、紫外線を浴びたり、激しい運動をしたときも活性酸素が増加します。(ちなみに一言に活性酸素といっても、いろいろな種類があることが知られています。例えば紫外線を浴びてできる活性酸素は呼吸で普通にできる活性酸素とはちょっと違ったりします。)
常に悪者のように言われる活性酸素ですが、実は体にとっては悪い作用だけではないのです。
体内の酵素反応を促進させたり、強力な殺菌作用でばい菌を殺して病気になるのを防いでくれたりと、体にとって大切な作用も持っています。傷の消毒に使うオキシドールはご存知ですよね。あれは過酸化水素という活性酸素の一種で、その殺菌力を利用したものです。
ところが・・・活性酸素は多すぎると、私たちの体内で自分の体の細胞を攻撃してしまうのです!DNA(遺伝子)を直接傷つければガンを引き起こす可能性が上がりますし、脂質を酸化させれば、あたかも『さび』たような状態を体内に作ることになります。イメージとしては、水道管の内側にさびが一杯たまってしまった状態でしょうか。
血管を水のホース、血液をその中を流れる水のようなものと想像していただくと、ホースのなかにさびが一杯たまってしまったら、なんとなくホースが固くなったり(=動脈硬化)、水が詰まりやすくなったりする(=例えば脳の血管が詰まれば脳梗塞、心臓を栄養する血管が詰まれば心筋梗塞など)、水が流れにくくなる(=高血圧の原因)ことがご理解いただけるのではないでしょうか?
また紫外線によるお肌のシミなども活性酸素が関わっていることが知られています。活性酸素は体の中から老化を進行させてしまうのですね。
では、それに対抗するにはどうしたら良いのでしょうか?次のページでは、その対策にせまります!>