重油の値上がりから、ガソリンや光熱費、食品など、暮らしに必要なものがどんどん値上がりし、お給料前には家計が苦しいーというご家庭もあるのでは? こんなモノが不足する時にこそ、いろいろと知恵を働かせて、工夫したいものです。今回は、食べ物を無駄なくいただき、そして省エネルギーに役立つ調理の例として「里芋とたこの煮物」のレシピをご紹介します。
旬の里芋の栄養成分を無駄なくいただく
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| 里芋は、まず強火で蒸します |
穀物不作や重油高騰の影響で、食品も値上がりが続いていますね。私たち消費者に何ができるかというと、今すぐにできることは、できるだけ
旬の食材を選ぶことです。旬の食材をいただくことは、その季節を健康に過ごすためにカラダに必要なものを自然界からいただくことになります。また旬の露地物はおいしいというだけでなく、ハウス栽培のようにエネルギーを多く使わない栽培方法。自分が暮らしている土地のできるだけ近いところのものを選べば、
フードマイレージも低くなります。
ということで、今回は旬の里芋を選びました。里芋は、日本料理のテキストなどでは、「皮をむいて酢水に付けたり手でもんだり、一度下茹でをしてヌメリをとる」といように書かれているのが一般的です。
以前の里芋の記事でも書いたのですが、私はこの皮をむく時に手がひどく痒くなるので、いろいろと試した結果、一度強火で蒸して、皮を剥くことにしました。こうすることで、皮がツルリと気持ちよく向けて、手がかゆくなりません。
また包丁でキレイに皮を剥いたり、煮崩れしないように面取りをすると、食べられるのに捨てる部分が増えてしまいます。けれども、一度蒸すと、でこぼことした形でも、皮だけがつるりとむけるので無駄がありません。
「面取りしないと煮崩れしないか?」ですか? 私は、じっくり保温調理で煮込むので、煮崩れの心配はありません。それは次のページでご説明しますね。
ヌルヌル成分もおいしさとして活かす
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| 中まで火が通らずに、里芋の皮がきれいにむけます |
一般的な調理法では、アクの成分でもあり味がしみこみにくいので、里芋のヌルヌルを茹でこぼしたり、ふきんでふいて取り除きます。
でも
この里芋のヌルヌル成分は、ムチンという成分で、健康のためにも役立つ成分。これを捨ててしまってはもったいないです。ということで、私は下茹でしないで、そのまま煮込みます。じっくり時間をかければ、味はしみますし、このヌルヌルが残っている方が、里芋らしい風味が楽しめて、おいしいと家族にも好評です。
次ページで、じっくり火を通す保温調理の方法をご紹介します。