『“こだわり別”シングル的マンション選びのコツ』シリーズの第6回。今回は、「中古マンション」にこだわってみましょう。中古マンションの先輩購入者に話しを聞いていると、どうも二つのタイプにわかれるようです。ひとつは、「販売価格こだわり派」、もうひとつは「立地条件こだわり派」です。
「販売価格こだわり派」は、同程度の広さと利便性であれば、古いことにはこだわらず、安い方がよい。というコストパフォーマンス重視のタイプ。一方、「立地条件こだわり派」は、欲しい場所では新築マンションがなかったから、というミクロ立地最優先タイプ。もちろん、複合タイプのこだわり派もいます。新築マンションでは希望の条件にあったマンションが見つからない、とお嘆きの場合は是非、中古マンションを検討してみましょう。
さて、シングル層は将来のライフスタイルが大きく変わる可能性を秘めています。考え方はいろいろですが、例えば、貯金を使い果たして住宅購入の頭金とし、多額の住宅ローンをこの段階で組んでしまうよりも、比較的安価な中古マンションを購入し、住み替えや買換え、その他のライフイベントのための軍資金をプールしながら、無理のない範囲で住宅ローンを返済していく、その方がライフスタイルに合っている場合もあるでしょう。では早速、中古マンションのメリットを探っていきましょう。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇メリット1/新築マンションより価格が安め
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| 中古マンションの魅力は価格の割安感! |
新しく建ったマンションと建築年数が経ったマンションとを同じ土俵で比較して答えを出すわけにはいきませんが、それぞれのパーツで比べてみましょう。まず、価格。(株)不動産経済研究所の発表によれば、首都圏で2005年の1月から6月までに新規に売り出されたマンションの平均価格は4047万円、平米単価は54.1万円となっています。一方、中古マンションでは、2005年の1月から3月に成約したマンション価格は、首都圏平均で2071万円、平米単価は32.2万円です((財)東日本不動産流通機構調べ)。仮に、面積が60平米のマンションだとすれば、新築は3246万円、中古は1932万円となり、その差は1314万円にもなります。購入予算が少ない場合、中古マンションであれば、希望の広さを手に入れることが可能となります。また、同じ予算であれば、より広く条件の良いマンションを購入できるチャンスが出てくることになります。
メリット2/選択肢が多く、エリアを絞って選べる
マンション選びは、是非、マンションの建つ場所にこだわって欲しいと思います。また、シングル層、特にシングル男性は、都心志向やブランド立地志向が強いとのデータがでています。人気のエリアは新規の販売があってもすぐに売れてしまい、じっくり選ぶ、ということが難しい状況ですね。エリアや最寄駅、アクセス、立地条件などにこだわる場合は、中古マンションも視野に入れて選ぶと選択肢が増えてよいでしょう。
次ページでも引き続き、中古マンションのメリットについてお伝えします。