食と健康/風邪・冷えの対策の食事・レシピ

冷え・夏バテの季節に、新生姜の醤油漬け

ムシムシとした暑さが増してくると、食欲不振や夏バテ、冷房病からくる冷えなどカラダの不調が続くものです。そんな時におすすめなのが、ショウガです。夏が旬の瑞々しい新ショウガを使ったお漬け物をご紹介します。

南 恵子

執筆者:南 恵子

NR・サプリメントアドバイザー / 食と健康ガイド

ムシムシとした暑さが増してくると、とかく冷たいものを食べたり、飲んだりして、おなかを冷やすることから胃腸の働きが低下したり、夏バテしたりしてしまいがちです。また冷房病で冷えが気になるなど、これからの季節はカラダの不調がでやすい時期です。そんな時にはショウガがおすすめ。お漬け物を作っておくと、保存も利いて便利です。

<CONTENTS>
  • 新ショウガの醤油漬け……P.1
  • 冷えや夏バテ、ダイエットにも? ショウガの機能性……P.2

    夏だけの魅力みずみずしい新ショウガ

    新ショウガの醤油漬け
    新ショウガをコロコロとサイコロ状にして、醤油漬けにしてみました。
    ショウガには、栽培・収穫の違いにより、ひねショウガ、若ショウガ、ハジカミ、葉ショウガなどに分けられ、薬味として使用されています。ひねショウガや葉ショウガは、年中出回っていますが、今回は新ショウガを使います。

    新ショウガも、最近はハウス栽培などもあり、出荷時期が長くなっていますが、夏だけの瑞々しい味わい、辛みも穏やかなので、食べやすく、おいしいものです。薄切りして甘酢漬けにする、いわゆるお寿司屋さんのガリはよく作られる方もあると思いますが、今回はコロコロとサイコロ形に、歯ごたえが楽しめるお漬け物を作ってみました。


    Recipe 新ショウガの醤油漬け
    (材料)
    新ショウガ 1塊
    A(醤油 大さじ3~4、酢 大さじ1、ごま油 少量)

    作り方
    1. 新ショウガは、洗って、約8mmの角切りにします。
    2. 熱湯で1を茹でて、水気を切ります。
    3. 熱いうちにAにつけておきます。3日以上おくと辛みがまろやかになります。
    食べる時に、ミョウガやシソのせん切りを添えます。

    *甘味は加えていませんが、ごま油の風味でコクがでます。
    そのままで、少量を食べる、あるいはさらに細かく切って、おかゆや雑炊等にいれてもおいしいです。
    *少量添えるシソにも、漢方では発汗作用や胃の働きをよくする働きがあるとされています。

    新ショウガを選ぶには、白い部分が多くてしっとりと水分が感じられるもの、できるだけキズのないものを選びましょう。乾いて色見が黄色がかったものはみずみずしさが薄れ、繊維っぽく、新ショウガらしい魅力が薄れてしまいます。


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