中小・零細企業であれば、国の制度も利用可能
知り合いの紹介だから安心、とは限りません。余計なしがらみを生まないため、自分の目で専門家を探すことも大切です
日本の企業の99%と、労働人口の70%が中小・零細企業に属します。大多数を占める中小・零細企業ですが、やはり大企業と比較すれば企業インフラの面で不足する要素が多いため、政府は中小企業を支援する制度や仕組みを様々に用意しており、その中の一つに「専門家派遣」制度が存在します。
例えば中小企業に向けては、中小企業基盤整備機構(舌をかみそうですが…)が、
専門家継続派遣事業という、経営のサポートを行ってくれる専門家を、半年から1年に渡り安価に派遣する制度を用意しています。中小企業であれば利用できるケースが多く、費用も1日辺り16,700円と押さえられています。
小規模・零細企業においては、全国の商工会・商工会議所が運営している、エキスパートバンクという専門家派遣制度が利用できます。上記同様に専門家に経営の相談を持ちかけることが可能です。商工会・商工会議所によって若干内容が異なりますが、初回無料となっていることも多く、扱いやすい仕組みと言えます。
また上記と重複もありますが、中小企業庁が推進する地域力連携拠点制度によって選定された、全国の商工会、商工会議所、中小企業支援センター、地域金融機関なども、独自の専門家相談窓口を設けています。
こちらの冊子に、連絡先や利用方法などがまとめられています。
インターネットを使って、専門家を探す
インターネットで、様々な専門家を簡単に探すことができます。ヤフーやグーグルなどの検索エンジンを使って、直接「○○コンサルタント」と探すこともできますが、専門家の情報が1カ所に集められた専門家ポータルサイトを活用すると便利です。
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All About プロファイル
士業、講師、コンサルタント、エンジニアなど、幅広い領域の専門家が探せます。詳しい経歴やプロフィール、専門家コラムを同時に閲覧でき、人柄や専門知識の深さを考慮しながら、専門家を探すことができます。また、経営の悩みを相談するQ&Aサービス(http://profile.allabout.co.jp/ask/4/)も、無料で利用することが可能です。
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ドリームゲート
起業・創業を支援する専門家に特化したWebサイトです。経済産業省の後援を受けて立ち上げられたサービスで、アドバイザーへの相談や起業セミナーなど、様々な形で起業家を支援するサービスとなっています。起業支援の専門家を探す場合に役立ちます。
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士業ねっと!
税理士、社労士、弁護士などの士業者を中心に登録がなされているWebサイトです。専門家インタビュー動画が豊富で、堅そうなイメージがある士業者の人となりを見ることができます。登録人数が多く、多くの選択肢の中から士業者を検索することが可能です。
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経営堂
経営コンサルタント探しに特化をしたWebサイトです。事業戦略、財務、マーケティング、海外ビジネスまで、幅広い領域のコンサルタントが登録されています。相談の依頼の際には、エージェントが仲介に入ってくれるため、安心して相談をすることができます。
気になる専門家は、名前を検索してみる
気になる専門家が見つかれば、その専門家の名前をインターネットで検索してみることをおすすめします。専門家自身のWebサイトやブログが見つかれば、そこからある程度の実力、考え方、人柄などが見えてくるはずです。特に専門家個人のブログがあればぜひ確認をしてみましょう。
また著作物や講演の履歴など本人に関連する情報を始め、取材記事や他人からの評価など、本人に話を聞いても見えづらい人柄などが、インターネットを通じて見られることもあります。中には、mixi(ミクシィ)などのSNSコミュニケーションサービスを利用している専門家もいますので、こうした場所で検索をしてみることも大切です。
こうして調べた結果は、事実もあれば、事実でないものも含まれます。いっそ全ての内容を専門家に対面した際に見せてしまうことも有効です。そこから話が広がれば、さらに多くの情報を引き出せますし、また専門家の側としても、自身のことを色々と調べるという手間をかけてくれた顧客に対しては、ポジティブな印象を抱くはずです。