パワーポイント(PowerPoint)の使い方/アニメーションの設定

パワーポイントで付箋紙をめくるアニメを作る

テレビを見ていると、フリップの付箋紙をめくると隠れていた文字が現れるという演出を目にします。パワポのアニメーション機能を使うと、スライドショーで同じ演出を行えます。図形に「終了」のアニメーションを設定して、付箋紙がめくれるような動きを付けてみましょう。

井上 香緒里

執筆者:井上 香緒里

パワーポイントの使い方ガイド

テレビのニュース番組やワイドショーなどで、フリップに書かれた文字を隠しておいて、付箋紙をめくると文字が見えるようにする演出を見かけます。
これは、結果をすぐに見せないことで、見る者の関心を引き付けてじらす効果があると言われています。

プレゼンテーションでも同じです。いきなりスライドの内容を全部見せてしまうよりも、最初は隠しておいて、じわじわと見せるほうが効果的なシーンもあるでしょう。

PowerPointのアニメーション機能を使うと、この演出も簡単に設定できます。

四角形の図形で文字を隠す

ここでは、アンケートの結果がわからないように、付箋紙で隠しておきます。まず、隠しておきたい文字の上をなぞるように、四角形の図形を描きます。それには、画面下部の「図形描画」ツールバーから「四角形」ボタンをクリックし、文字の左上から右下に向かってドラッグします。

PowerPoint2007では、「挿入」タブの「図形」ボタンから四角形の図形をクリックする

PowerPoint2007では、「挿入」タブの「図形」ボタンから四角形の図形をクリックする


四角形が描画できたら、「図形描画」ツールバーの「塗りつぶしの色」ボタンや「線の色」ボタンを使って、図形の見た目を整えておきましょう。

PowerPoint2007では、「描画ツール」-「書式」タブの「図形のスタイル」グループのボタンを使って色や線を変更できる

PowerPoint2007では、「描画ツール」-「書式」タブの「図形のスタイル」グループのボタンを使って色や線を変更できる


同様の操作で、もう1箇所に四角形の図形を描いて、文字を隠せば、準備は完了です。

隠しておきたい文字全部が図形で覆われるようにしておこう

隠しておきたい文字全部が図形で覆われるようにしておこう


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