「自分のマンションを購入するだけでもハードルが高いのに、投資用のマンション購入だなんて考えられない。」そのような声が聞こえてきそうです。でも、果たしてそうでしょうか。最近は、投資用に限らず、マンションに資産性を求めて購入される方が多いのも事実。資産性って何でしょう。
大金をはたいて購入したマンションは、あなたの大事な資産です。価値が古くならない。中古になっても価格が激減しない。そのようなマンションは資産性が高いと言えますね。中古マンションの中には、古くなっても高値で取引されているマンションがありますが、管理や防犯体制が整っている、躯体が頑丈、立地条件が素晴らしい、など資産性を高く維持する理由がちゃんとあるものです。
さて、先日マンション購入のご相談に来てくださったAさんは、34歳のシングル男性。誠実で真面目な会社員の方です。Aさんの例を考えてみましょう。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇“売れる”“貸せる”マンションが大原則!?
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| 自分のマンションが欲しい。でも、ライフスタイルが変わるかも?悩みは尽きません |
シングルライフは、ライフプランが大きく変わる可能性を秘めていて、そのことがシングルのマンション購入意欲にブレーキをかけている傾向があります。「自分のマンションは欲しいけれど、生活スタイルが固まっていないのに、マンションを買って大丈夫だろうか」と考えてしまうのです。
購入したマンションに自分のライフスタイルを合わせてしまうのは、確かに本末転倒。あくまでも主役は自分です。シングルライフこそ、ライフスタイルの変化に対応可能なマンションを購入しなければなりません。それはやはり、“売れる、貸せる”マンションです。「自分が住む」以外の選択肢が多いマンションこそ、資産価値が高いマンションだと言えるのではないでしょうか。
Aさんの住み替え相談。売る?貸す?借りる?
マンション購入相談のAさんは、少し複雑な住み替え相談でした。「現在住んでいるタワーマンションを売却し、新規でマンションを購入する」。これなら通常の買換え相談です。Aさんの悩みの一つは、現在住んでいるマンションは、売却した方が良いか、それとも賃貸する方が良いのか、というものでした。さらに意外だったのは、新しく購入するマンションも賃貸にする、というのです。
「Aさんはどこにお住まいになるのですか」と尋ねると「賃貸に住む」という答え。整理すると、以下の通りです。
●現在のタワーマンション
⇒売却または賃貸へ
●新しいマンション
⇒自分が住むまたは賃貸へ
Aさんは現在のタワーマンションに対して大きな不満も不便もなく、強いて言えば職場から少し遠い、という程度。ではなぜ売却を考えたかというと、「買った値段より高く売れる」と聞いたから、とのこと。興味を持って調べていると、賃貸にする場合もかなり高い家賃設定が可能だとわかり、いっきに自分の中で盛り上がったと言います。
Aさんのマンションは、「売れる・貸せる」典型的なマンションであったようです。購入時は、自分の利便性を重視して次の展開は考えなかったそうですが、ご自身のマンションの実力を知り、「マンション投資って儲かるのかも」と高揚気味のAさん。「買い換えたマンションも賃貸に出せば、さらに儲かるのでは?」とひらめいたのでした。
Aさんのマンション投資への条件は整っているようにも見えますが、マンション投資は、思いつきでできるものではありません。
次ページでポイントをみてみましょう。