補足ポイントその3:引数「検索の型」について
4つ目の引数「検索の型」は、検索したいデータが表の左端列で見つからなかった場合にどうするか、について設定する引数でしたね。この引数には、「FALSE」か「TRUE」を設定します。
FALSEを指定すると、データが見つからなかった場合、「#N/A」エラーが表示されます。
TRUEを指定、または、この引数の指定を省略すると、データが見つからなかった場合、そのデータを超えない最大値を検索します。ただし、表の左端列で昇順に並べ替えておく必要があります。
例えば、「50,000」を検索しても見つからなかった場合、「50,000」を超えない最大値が検索されるので、下図の場合、「45,000」が検索されます。予算内で収まる単価かどうかを調べたい場合などに利用できますね。
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| ※左端列を「単価」に修正したサンプルを使用しています |
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| 入力されている数式 |
この引数の設定について、今回のサンプルのような「商品リストから商品を検索したい」といった場合は、注意が必要です。
検索したいNoに「0011」を入力したとします。
もし、この引数が省略、もしくはTRUEに設定されていると、「0011」がないので、この値を超えない最大値「0010」のデータが取り出されます。これだと、商品No「0011」の商品は「イス」であると勘違いしてしまう可能性があります。
このサンプルでは、商品No「0011」の商品が登録されていないのなら、「登録されていない」ということがわかるように「FALSE」を設定する必要があるでしょう。
さらに、私は「省略した場合はTUREが設定される」という点にも注意が必要と考えます。意識的に省略するのなら良いのですが、うっかり設定を忘れてしまった、といった場合、エラーが表示されないので、しばらく気付かないかもしれません。
用途にもよりますが、商品リストから商品を検索する、といったような場合は、常にFALSEに設定する、という意識を持つと良いと思います。
なお、今回は、VLOOKUP関数を使って1つの表からデータを取り出す方法を紹介しましたが、「
VLOOKUP関数の定番組み合わせテクニック! 」では、2つの表が作成されていることを想定して、条件によって取り出す表を切り替える、という定番テクニックを紹介します。こちらも、ぜひご覧下さい!