6月2日より主要銀行が住宅ローンの金利を引き上げます。金利の引き上げは2ヶ月連続。三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行の大手3行は、期間固定タイプの金利をすべて引き上げるとし、上げ幅は0.1~0.4%と昨夏依頼の高水準となる見込みです。
昨夏以来という事は、見方を変えれば昨夏以降は下降傾向であったということですし、昨夏依頼の水準に戻っただけ、ということも言えます。ですが、住宅ローンの指標となる長期金利が驚くべき勢いで上昇していることを考えると、今回の住宅ローン金利の上昇トレンドはなかなか手強そうです。
金利の動向は読み切れませんが、金利の引き上げに伴う自分への影響を数値で把握し、冷静に対応策を練りましょう。
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なぜ住宅ローンは上昇したのか?
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| 住宅ローンの金利が何に連動して動くのか。その仕組みを知っておこう |
住宅ローンの金利動向に大きく影響するのは長期金利です。今回の住宅ローンの引き上げは、その長期金利の代表的な指標である新発十年物国債利回りが急ピッチに上昇していることが背景にあります。長期金利はこのところ上昇傾向にあり、同じく昨夏以来の高水準。インフレ懸念、株式相場の上昇などを背景に気になる動きが続きます。
住宅ローンの中には、金利が動いていないタイプがあるのをご存知でしょうか。それは、変動金利タイプです。変動金利タイプの住宅ローンは日銀の政策金利である短期金利に連動し、現在は2.875%。日銀が政策金利を据え置いているため動きがなく、期間固定タイプとの金利差が開いています。変動金利は年2回の金利見直しがあり、次回は10月。昨年もこのタイミングで0.25%上昇しました。今秋の動向に注目です。
返済額はどれくらいアップ?
金利の上昇幅は0.1~0.4%ですが、気になるのは返済額の上昇額です。3年固定タイプが3.25%⇒3.55%(+0.3%)、10年固定タイプが3.65%⇒4.05%(+0.4%)の上昇幅で試算してみました。
次ページの表にてご確認ください。