自己分析の方法

更新日:2009年10月01日

キャリアビジョンの描き方

ビジョンとは「自分の在りたい姿(理想像)を具体的にイメージすること」です。それを描くための方法を考えてみたいと思います。能力開発をする上でも中核的なスキルです。十分な時間を取って策定して下さい。


ビジョンを持つことの重要性

ビジョンを持つことは能力開発上極めて重要!
能力開発をするうえで、原動力になるのはビジョンです。ありたい姿(理想像)を明確化することにより、戦略、具体的なアクションプランも策定できます。目指すべき志を持った人は、その目的以外のことを捨てることができます。

事業でいう「選択と集中」が個のレベルで実現して、全エネルギーが一定の方向へ向かうのです。ハードルを一段また一段と、目標を達成するたびに設定し、一流への階段に繋がっていくのです。

いま悶々としている人は、ビジョンを明確化する作業が必要です。短期の目標は会社から与えられているものと考えて下さい。中長期の目標こそが自分で描いていくものです。

いま入社5年目の27歳の人であれば、37歳になったときのありたい姿(理想像)を持つことになります。どうやってイメージを持つかというと、皆さんの近くにいるお手本を真似るのです。

職場の10年先輩で一番輝いている方を探し、その人をモデルにします。モデルが直属の上司であれば本当にラッキーです。一番身近な人が理想像ということはめったにないことです。素晴らしいところはどんどん盗みましょう。しかし、なかなか「ああなりたい」という魅力的な人に出会うことがありません。

遠くからあなたのモデルを観察し、現在の役職や仕事内容からおおよその年収を推論してみましょう。その他、自宅の場所、間取り、車、家族、趣味などなど、具体的なイメージを持つことが重要です。

モデルはどんなスキル(能力)を持っていて、どんなパーソナリティー(性格)であるかも確認する必要があります。性格部分はなかなか変えられないので、自分と同じタイプの理想の上司を選択する方がモデルとしては相応しいでしょう。魅力的な人は、必ず何らかの卓越したスキルを持っています。

ビジョンを明確化し、そこに辿り着くためのアクションプランを作成、強い意志を持ってきちんと実行し続ければ、10年後にイメージした像に近づけることでしょう。言い換えれば、10年後のセルフイメージを持っている人と持っていない人では、10年後圧倒的な差になってくるのです。
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藤田 聰

人材開発・キャリアプランニングの専門家。IBMを経て起業。大手企業を中心に、延べ30万人以上の能力評…

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