文章:美縞 ゆみ子(All About「SOHO」旧ガイド)
掛かってくるのは決まって主婦のお茶タイム。
午前11時、もしくは午後2時前後が多いですね。「はい、美縞です」
「ゆみ子さんは、ご在宅ですか?」
「はい、私です」
「こんにちは~。私、×××の△△と申します」
電話のヌシは男性でも女性でも比較的若く、底抜けに明るい声。電話口の向こうで同じように誰かが電話で話をしている様子が受話器を通して聞こえてきます。「今日は在宅でのお仕事のご案内でお電話差し上げました。ゆみ子さんは、パソコンはお持ちですか?」
「はい、持っています(14台アルヨ~ン)」
「あ、じゃあ、もうずいぶんお使いになられるんですね?
一日一時間程度で良いので、当社のお仕事を手伝っていただけませんか?」
「(何デ私ガ、手伝ワニャナラナイノ?)どんな仕事ですか?」
「簡単で、どなたでも出来るお仕事です。ご自宅でゆみ子さんのお好きなときにお仕事していただけるんですよ。」
「はあ」
「ただし、誰にでもお仕事を差し上げるわけにはいきませんので、まず○○検定を受けていただきます」
「(イッ? ソレッテ、ド~ユ~基準?)
ちょっと質問しますよ」
○○検定とは、某メーカーのベンダー資格で一般的によく知られているものです。某メーカーとは全く関係がなさそうな会社が、この検定を採用基準にしているというセールストークにご注目!